こんにちは、YANUSY編集部です。

高い想定利回りとファンドの組成本数の多さで話題を集める「ヤマワケエステート」より、抽選式で「静岡県浜松市 日本料理「勢麟」新業態 焼肉プレミアムファンド」が登場です!

本ファンドは、2年連続食べログGOLD受賞 「勢麟」が新たに開店する新業態「焼肉店」の内装工事などを行うことで得られる収入で配当を行うもの。 想定利回り10%の配当に加えて、焼き肉店の「お肉1皿券」「優先予約権」などを得られる、対象店舗を応援したい方とって魅力の高いファンドとなっています。

ただし、本ファンドは、ヤマワケエステートでたまに登場する、「転貸借」型のファンドとなっており、対象不動産(土地・建物)を所有せず、賃貸して運用するファンドです。
そのため、ファンド償還時に不動産を売却して売却益を得られる可能性はありません。

ファンド出資金の使途としては、

・対象不動産の賃借費用(不動産所有者への支払い)
・貸主に対する敷金、礼金等の初期費用及び賃料の支払い
・設備工事費、その他の支払い

ファンドの収入としては、

・テナントとなる焼肉屋「ぱんち」から得る予定の賃料収入
・対象不動産に行った設備工事等に関して得られる収入(※)

つまり、テナントとなる焼肉店の設備工事などをファンドで行うことで、テナントとなる店舗にとっては初期費用を抑えて出店することが可能になります。

一方で、ファンドとしては焼肉店用に実施した設備工事により収益が得られることが必要なため、テナントである焼肉店の運営が順調に行われることがファンドの収支にとって重要な構造となっています。

※公式サイト上では、有益費償還請求(民法608条2項) 又は造作買取請求(借地借家法33条) により、賃貸借契約終了時、A.M.T社から金銭を受領する場合がある、と記載されています。

目次

  1. ファンド情報「静岡県浜松市 日本料理「勢麟」新業態 焼肉プレミアムファンド」
  2. ヤマワケエステートとは
    1. 2023年11月からサービスを開始したばかり
    2. 高利回り案件に1万円から投資可能
  3. 留意点
    1. 対象不動産を「所有」でなく、あくまで「転貸」するファンド
    2. 劣後出資がないため、損失発生時のリスクはダイレクトに優先出資者へ
    3. 出資金の元本割れリスクがある
    4. 株式や預金とは異なり、好きなタイミングでは換金できない
  4. 運営会社
    1. ヤマワケエステート株式会社
  5. 編集部まとめ・コメント

ファンド情報「静岡県浜松市 日本料理「勢麟」新業態 焼肉プレミアムファンド」

ヤマワケエステート
(画像=静岡県浜松市 日本料理「勢麟」新業態 焼肉プレミアムファンド)

・「The Tabelog Award (食べログアワード )」のGOLDに2023年、2024年の2年連続で輝いた静岡県浜松市に店を構える日本料理店「勢麟」が新たに出店する焼肉店の設備工事等に投資するファンド
・運用期間 約36ヶ月
募集開始:2024/4/1 12:00~

ヤマワケエステート
(画像=設備工事後イメージ)
ファンド募集概要 静岡県浜松市 日本料理「勢麟」新業態 焼肉プレミアムファンド
募集金額 44,000,000円
募集方式 抽選式
想定利回り (年利) 10%
最低申込金額 10,000円~
運用期間 36ヶ月

ヤマワケエステートとは

2023年11月からサービスを開始したばかり

サービスを開始したのはつい先月ですが、ファンド組成数はすでに20件超え(2024年1月12日時点)
かなり多様な不動産案件を取り揃えていて、他サービスには無い魅力を感じるかもしれません。

高利回り案件に1万円から投資可能

ヤマワケエステート
(画像=ヤマワケエステート)

ヤマワケエステートは比較的高利回りの規模の大きい不動産案件を取り扱っています。
そのようなプロジェクトに最小金額1万円から投資が可能となっていて、他にもいくつか投資を行っている方など、分散投資したい方にもおすすめです。

ヤマワケエステート
(画像=ヤマワケエステートの特徴)

留意点

対象不動産を「所有」でなく、あくまで「転貸」するファンド

不動産クラウドファンディングでは、対象不動産を購入して「所有」するケースが多いのですが、本ファンドはあくまで「賃貸」契約に基づき、テナントに対して「転貸」する事業となります。

不動産をファンドで所有する場合には、購入した不動産の資産価値が安定していれば、最終的に不動産を売却して償還資金を確保できるため、ファンドで大きな損失が出るリスクを抑制できます。そのため、立地や不動産の資産価値が重要になっています。

ところが本ファンドはあくまで「賃貸」となるため、最終的に不動産を売却することで出資金の償還をするわけではなく、出資金を元に施工した内装などを売却する形態を想定されているため、内装工事などが、テナントにとっての新たな価値を生むかどうかにかかっています。
表参道の不動産(土地や建物)の購入のため投資するわけではなく、あくまで内装工事などのために出資するものであることには注意が必要です。

劣後出資がないため、損失発生時のリスクはダイレクトに優先出資者へ

不動産クラウドファンディングでは、優先劣後構造をとるファンドが多く、損失が生じた場合には、まず、劣後出資者(ファンド提供事業者)が損失を負担します。
そのため、一般投資家の元本棄損リスクが抑制されるのですが、本ファンドでは、劣後出資がない前提となっていますので、事業で生じた損失は、一般投資家の出資金で負担することになります。

なお、匿名組合契約では、出資金以上の損失が生じた場合には、事業者が負担することとなっていますので、最大でも、投資家が出資した出資元本以上の損失負担はありません。

現時点では劣後出資比率の情報が掲載されていませんが、ヤマワケエステートでは劣後出資比率が極めて低いのがこれまでのファンドでの特長のため、劣後出資による投資家保護が期待できないことは留意して下さい。

出資金の元本割れリスクがある

これは不動産クラウドファンディングに共通するデメリットですが、不動産特有のリスクとして天災による被害、周辺環境の変化に伴う不動産価値の著しい低下などによって、出資金が元本割れを起こすリスクが存在します。

また、事業者が万が一倒産した場合には、ファンドの出資金ついてもその影響を受けてしまいますので、運営事業者の財務状況や経営状況を確認する必要があります。
倒産リスクについては、特定の事業者に資金を集中させず、複数の事業者に分散投資することによりリスク抑制を図ることが可能です。

株式や預金とは異なり、好きなタイミングでは換金できない

これも不特法型クラファンとしては一般的な特徴ですが、特定の事情がない限り、途中で解約、換金ができない仕組みとなっています。
そのため、運用期間の長いファンドに出資する場合には、注意が必要です。

運営会社

ヤマワケエステート株式会社

ヤマワケエステート 運営会社概要
会社名 ヤマワケエステート株式会社
所在地 大阪府大阪市中央区北浜2-3-14 小谷ビル 3階
代表者 代表取締役 上川 健治

編集部まとめ・コメント

2023年11月よりサービスがスタートした「ヤマワケエステート」から新着情報、いかがでしたか?

ヤマワケエステートは、過去には、想定利回りが「年利84.6%」という、驚異的な利回りをめざすファンドを提供するなど、高利回りのファンドを多数提供しています。
一方で、投資家を保護する仕組みとして一般的な劣後出資を行わないケースもあるなど、業界においても少し異色の、ハイリスクハイリターン寄りのサービスとなりますので、リスクを踏まえた投資判断と、分散投資をご検討下さい。

※本サイトは不動産投資、クラウドファンディング等に関する情報共有を目的としており、投資勧誘や助言を行う物ではありません。
※元本保証のない投資商品への投資に際しては、元本割れリスク確認した上で投資をご検討下さい。