トヨタ,EV,bZ
(画像=speed300/stock.adobe.com)

トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)の「プリウス」は、国内のハイブリット車市場の拡大に大きく貢献しました。さらに充電してEV走行可能な「プリウスPHV」、超小型のEV車「C+pod」と環境に配慮した車種をたくさん市場に輩出しています。2021年4月には、株式会社SUBARUと共同開発したSUVのEV車「TOYOTA bZ4X(トヨタ ビーズィーフォーエックス)」を発表しました。

株式会社SUBARUと共同開発した完全EVのSUV車であれば車好きはチェックしないわけにはいきません。どのような車なのか詳しく見ていきましょう。

新たなモデルは「電動車のフルラインアップ化」の一環として誕生

トヨタは2017年12月、2025年までにエンジン専用車を廃止し、全車種に電動車を展開する計画を発表しました。その一環として2021年4月、新EVシリーズの「TOYOTA bZ(トヨタ ビーズィー)」を発表。シリーズ第1弾となる「TOYOTA bZ4X」のコンセプト車両を上海モーターショーにて初披露しました。

TOYOTA bZ4Xは、日本と中国で生産し2022年半ばにグローバル販売をスタートさせる予定です。

TOYOTA bZシリーズはパートナーとの共同開発で車種を拡大の予定

TOYOTA bZシリーズは「他社と共同で開発を進めている」といった点が大きな特徴。これは、顧客のニーズに応じたさまざまな大きさやスタイルのEVをラインアップに加えるためです。今後もパートナー社の得意分野とトヨタの技術を掛け合わせた革新的な電動車が誕生するでしょう。パートナーには、株式会社SUBARUのほかダイハツ工業株式会社やスズキ株式会社といった国内メーカーに加え中国のBYDの名が挙がっています。

「TOYOTA bZ4X」の特徴は

落ち着きのあるモダンな外装に近未来を感じさせる先進的な内装が加わり幅広い年齢層に受け入れられるデザインの電動車です。大型のモニターは、運転席と助手席の間の低い位置に設置されており運転中の視界を邪魔することはありません。ステアリングの形状は、通常と異なりリボン型のようなスタイルです。またTOYOTA bZ4Xには、ソーラー発電システムも搭載されています。

回生エネルギーとソーラーのダブル発電で停車中の充電を可能にしているのも特徴です。電動車ながら航続可能距離も長く寒い時期でも安心して運転できるでしょう。EV車ならではの軽い走りと反応の良さが本格SUVの体感かつ安心のトヨタ車となればすでに本格的に購入を検討しているユーザーも多いかもしれません。

EV車が当たり前になる日も近い

CO2を削減するためには、国だけでなく各企業それぞれが環境を考えた取り組みを行うことが必要です。トヨタは、2030年に電動車の販売を50%まで拡大する方針を発表しています。これから国内の自動車市場では、激しい「EV車争い」が巻き起こりそうな予感です。

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