賃貸管理
2019.8.17

工夫次第で改善できる!1棟物件の収益アップ法

(画像=Ned Snowman / Shutterstock.com)
(画像=Ned Snowman / Shutterstock.com)
自分が所有している物件の利回りを上げたいと考えるオーナーは多いでしょう。しかし、主な収益源である家賃を急激に上げることは日本では難しく、むしろ通常、家賃収入は時が経つにつれて下落していく傾向にあります。

その中で家賃アップやマンション運営コストの削減などをコツコツやっていくことは大切ですが、マンションの立地を生かして家賃収入以外の新たな収益を作り出すことも重要です。

今回は、1棟物件の収益アップを図る方法についてお伝えしたいと思います。

自動販売機設置

エントランス前に自動販売機を設置するスペースがあるのであれば、試してみる価値のある収益アップの方法です。

周辺に設置されている自動販売機があれば、それを設置した会社に連絡して自動販売機を設置したい旨を伝えれば、すぐに回答を得られるでしょう。

その際に注意すべき点は、料率です。

オーナー報酬の計算方式には、飲料の単価ごとに計算する方式と、全商品同率で計算する方式があります。

オーナーの取り分は20%程度が一般的ですが、収益性が高い自動販売機の場合は30%程度になることもあります。いずれにしても、最初に取り決めた報酬計算方法を後で変更するのは難しいので、可能な限り有利な内容で契約を結ぶようにしましょう。

自動販売機の運営に係る電気料金はオーナー負担になることがほとんどです。電気料金のコストも加味すると、自動販売機を設置することで損失が発生してしまうようであれば、設置を見送りましょう。

空き地の活用

次に、マンションの空き地の有効活用です。自転車が数台放置された空き地があるマンションが売りに出されました。購入後、自転車を整理して車1台置けるスペースを作って駐車場にしたところ、借り手がつき、それまでになかった新たな収益源を作ることができたケースがあります。

このように、自分が所有する物件で無駄に使われている敷地があるのであれば、それを上手く活用して「新たな収益を生み出せないか?」と考えてみるといいでしょう。

近年普及してきたバイクガレージとして運用したり、倉庫を作ってトランクルームのような形で貸し出したりするのもいいでしょう。

空き地の有効活用法は様々ですが、使用使途が明確でない空き地があるのであれば、すぐにでも有効活用を検討してみましょう。

屋上スペースの有効活用

最後に、屋上スペースの有効活用についてです。

おそらくほとんどの物件では、屋上スペースを利用して収益を上げることができていないでしょう。しかし、物件の立地や周辺環境によっては、屋上のスペースを活用して新たな収益を生み出せる可能性があるので、トライする価値は十分あります。

代表的なのは、携帯アンテナ基地局の設置や屋上広告の設置です。

携帯アンテナ基地局の設置については、これまで携帯会社から連絡が来るのを待つしかない状況でしたが、近年は携帯会社に自分の物件情報を伝える手段も増えています。無料でできるので、登録しない手はないでしょう。

屋上広告の設置ですが、これは物件の立地によります。また、屋上広告を設置するとなると、鉄骨を組み立てなければなりません。その費用をオーナー側が負担することになると、初期投資が発生します。

屋上広告については仲介会社が存在するので、自分の物件に屋上広告を設置できるかどうかを問い合わせれば、すぐに教えてくれます。これも打診をするのは無料なので、一度トライしてみましょう。

新しい収益を生み出す方法は、上記以外にもあるはずです。現状維持だけを考えるのでなく、家賃収入以外の収益についても考えていきましょう。

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