不動産投資
2019.4.26

小さく始めて大きくしていくことのススメ

(写真=cunaplus/Shutterstock.com)
(写真=cunaplus/Shutterstock.com)
不動産投資というと「1億円を超える物件を購入し、大きなキャッシュフローを得てハッピーリタイアをする」というイメージをもっている方も多いのではないでしょうか。たしかに、大きな金額の投資をすれば、成功したときのリターンは大きいですが、その分失敗したときの損失も大きくなります。また、不動産投資で成功するためには、自分だけの力では不可能です。

優良物件を紹介してくれる業者とのコネクションであったり、購入後の賃貸管理をスムーズに行ってくれたりする管理会社の選定も重要になります。これらのコネクションや知識、経験を一朝一夕で築き上げるのは至難の業であり、初心者ほど失敗する可能性が高くなるでしょう。そのため、将来的に大きな成功を考えている方であっても、小さく始めて大きくしていくことが一番の近道といえます。今回は、小さく始めて大きくしていくメリットについて解説します。

最初の物件で成功するのは難しい世界

まず、不動産投資は不動産ありきということは間違いないですが、「どういった不動産が優良不動産といえるのか?」について、最初は選別する力がない方が多いのが事実です。例えば、駅徒歩5分圏内のワンルーム1棟マンションが売りに出されていたとします。一般的に考えれば、駅徒歩5分圏内だから利便性が高く「賃貸経営は問題ない」と考える方が多いかもしれません。

しかし、その駅周辺にはすでにワンルームの供給が飽和状態であり、徒歩5分圏内であっても、3点ユニットバスのワンルームの場合は、客付けに苦労することもありえます。こういった情報の分析を的確かつ、スピード感をもって行うためには経験と知識がものをいいます。経験がない方がいきなり的確な分析をしていくことは難しいのが現実です。

また、そもそも優良不動産を紹介してくれる業者とのつながりは、最初から構築しにくいでしょう。そのため、そういった意味でも初心者がいきなり成功することが難しい世界なのです。

向き不向きがある

そして、不動産投資は細く長くキャッシュフローを得ていく投資ですが、この時間間隔に向かない性格の方もいます。株式投資やFX投資のように、短期間で大きな利ザヤを狙えるような投資が好きな方は、「不動産投資の空室対策」「日々発生するトラブル対応」といったことに慣れない方もいるでしょう。一番悲惨なのは、不動産投資に向かない性格なのに大きな金額の物件を購入したケースです。

すぐに売れない大きな物件を購入した後、不動産投資に向かない性格と分かった場合は後戻りが難しくなります。そういった意味でも、まずは小さい金額から始めてみるのがおすすめです。

最初はリスクを限定的にするのがオススメ

そして、とにもかくにも最初は「リスクを限定的にする」ということが投資では大事だといえるでしょう。投資で一番重要なのは、負けないことです。または、負けたとしても、その負けが自分で処理できる程度の負けに抑えられることも重要になります。リターンを大きくしようと思ったら、金額を上げることが必要です。

しかし、初心者の方がいきなり大きな金額で投資をすることは、熟練者が大きな金額の投資をすることと比較して、リスクの大きさが全く異なります。考えるべき視点や自分でさまざまな情報を取捨選択する力が身についていない中で、大きな金額の投資をすることは時にギャンブルに近い投資になりかねません。不動産投資は、自分の自由に行うこともできますが、逆に自分の自由を束縛してしまう可能性もある投資です。

そのため、最初は小さい金額から始めて、その投資の中で知識と経験を積み上げていきましょう。その過程で、業者とのネットワークを構築しつつ、お金もコツコツと貯めて次に向けてステップアップしていくと失敗する確率は下がります。繰り返しになりますが、不動産投資で一番重要なのは失敗しないことです。そういった意味でも、まずは小さく始めて大きくしていくイメージで投資規模を拡大していきましょう。

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