不動産投資家とは不動産賃貸業を行う経営者になるということ
(画像=Jakub Krechowicz/Shutterstock.com)

不動産投資家と聞くと、どのような人物をイメージされるでしょうか?

今回は、不動産投資家についてメリットやデメリット。そして不動産投資家として成果がでる人、難しい人の特徴を説明します。

不動産投資家って大家さんとは違うの?

不動産投資家というと家賃収入で稼いでいる資産家をイメージされる方も多いのですが、もともとは資産を保有してなかった方で、不動産に投資していき不動産投資家になった方も多くいます。

不動産を保有して家賃収入を得ているという点では不動産投資家も大家さんも同じです。

大家さんというと先代からの土地やアパートを相続して、気付いたら大家さんになっていたというケースもあります。

不動産を活用して収益を上げるために、積極的に不動産の売買や保有物件を増やすなど、さらなる収益拡大を目指しているのであれば投資家といえるでしょう。

不動産投資家のメリット

不動産投資家のメリットは数多くあります。

  • 家賃収入を得られる
  • 仕組みを作ればメンテナンスをすることで継続的な収入を得られる
  • 将来の年金対策や資産形成ができる

このように時間的、金銭的メリットを多く得ることができるのです。

また不動産投資はすべて一人で行うのは難しいです。不動産購入だけではなく、賃貸経営、物件管理などをスムーズに行うためには、不動産賃貸会社や管理会社、税理士や司法書士などと一緒に進めていく場合が多いです。

そのため、すべて自分でやるプレイヤーから、人を動かす経営者としてのスキルも身に付けられるというのも魅力のひとつといえるでしょう。

不動産投資家のデメリット

不動産投資家は不動産投資を行うために、時には潜在的な損失をかかえてしまう可能性やリスクが伴います。

空室が続いてしまったり、借り主とのトラブル、金利が上昇して返済が苦しくなってしまったりと、さまざまなリスクが想定されます。

もちろん、不動産投資の場合は管理会社や保証会社のサービスや、保険などをうまく活用することでリスクを抑えることもできます。

リスク管理についてもきちんと勉強し対策を取ることでリスクを減らしていくことも可能なのです。

不動産投資家として成果を出すには?

不動産投資家として成果を出すためには、どのようなことをすればいいのか確認していきましょう。

不動産投資で成果がでる人の特徴

不動産投資で成果がでる人は、自分で判断して、自分で責任を取れるという特徴があります。

不動産投資ともなると大きな金額が動くため、重大な決断や判断を迫られるケースが多くあります。

不動産を購入する際には多くの現金、もしくはローンを組む必要もありますし、不動産を購入してからもリフォーム費用や賃料、管理会社に支払う手数料など多くの判断が必要です。

これらを迅速に意思決定していき、かつ、成果が出なかったときには、自分で判断したことだからと受け入れて次回の判断に生かしていく考え方が求められるのです。

逆に融資を受けて不動産を買った後は、不動産会社の営業担当者に任せきりになってしまうようでは、成果を出し続けるのは難しいといえるでしょう。

不動産投資は買ってからの賃貸管理が大切

不動産を買ったらすぐに不動産投資家になれるというわけではありません。不動産は買ってからも大切なのです。

不動産投資において保有物件をすべて自分で管理する、自主管理という管理方法もありますが、不動産投資で収益を拡大していくという目標であれば、やはり手数料を支払ってでも管理会社を活用する方がいいでしょう。

管理会社は自分が保有している物件のタイプやエリア、不動産投資の目的にあった提案をしてくれるところを選ぶのもポイントです。

不動産投資を検討する際は、購入する不動産選びだけではなく、購入後の不動産の管理についても同時に考えていきましょう。