トレンド
2019.7.27

昔のイメージとは大違い!メルカリもコラボ!進化するコインランドリー

(画像=Pung/Shutterstock.com)
(画像=Pung/Shutterstock.com)
昭和のコインランドリーといえば銭湯に併設されていて、なんだかちょっと薄暗くて……というマイナスなイメージを持っていた人もいるかもしれません。しかし近年は、そんなイメージを払拭する新しいコインランドリーが増えています。

洗ってすぐメルカリ出品できるコインランドリー

フリマアプリのメルカリは2019年6月、コインランドリー会社とコラボした新しい取り組みを発表しました。出品用の撮影ブースや、メルカリの無料梱包資材を設置したコインランドリーをオープンしたのです。

メルカリのユーザーは、コインランドリーで服を洗って撮影し、すぐに発送までできるというわけです。ネット企業がオフラインでユーザーとの接点を設けることはよくありますが、それがコインランドリーというところがユニークです。

SNS映えするドイツ発のおしゃれなコインランドリー

ユニークなコインランドリーといえば、ドイツ・ベルリン発のコインランドリー「フレディレック・ウォッシュサロン」。おしゃれなのは、その名前だけではありません。店内に入ると、白と青を基調としたシックなデザインの洗濯機がお出迎え。しかもすぐ横には、これまた素敵な雰囲気のカフェも併設されています。

オープン当時にはそのおしゃれさが話題となり、「SNS映えする」と撮影にくる人も多かったようです。店舗は、東京都目黒区に2店舗出店しています。こんな楽しいコインランドリーなら、一度足を運んでみたくなりますね。

スポーツジムやコンビニにも併設

併設型コインランドリーも増えています。ファミリーマートは、コンビニエンスストアと併設させたコインランドリー「ファミマランドリー」を数店舗展開しています。ネットで洗濯機・乾燥機の稼働状況がリアルタイムでわかる仕組みもあります。

2019年4月には、コンビニの敷地内にコインランドリーとスポーツジムを同時にオープンしました。1階がファミリーマートで2階がジム、隣の建物がファミマランドリーという構成です。「ジムで汗を流した後で洗濯して、その間にファミマで買い物&小腹を満たす」といった使い方ができそうです。

会員制、ペットシャンプー付きなどサービスも多様に

ユニークなコインランドリーは、まだまだあります。たとえば、月額会員制・24時間営業のランドリー。「自分の洗濯物を洗っているところを他人に見られたくない」「洗濯物を誰かに盗まれそう」といった女性客の不安に対する解決策の一つとなるでしょう。

ペット用品の洗濯乾燥機や、ペット用シャンプールームが併設されているコインランドリーもあります。ペットの飼い主にとっては、自分の洗濯物のついでにペットもきれいにできるので、便利な組み合わせと言えるでしょう。

都心部に急増。土地活用ビジネスとしての勝算は?

コインランドリーは、土地活用の手段の一つとしても注目を浴びていますが、実際のところビジネスとしての優位性はあるのでしょうか。

中小企業庁が行った調査によれば、コインランドリーを「よく利用している人」は2%、「たまに利用している」は14%と、利用者は多くありません。しかし、今後の意向として「ぜひ利用したい」「どちらかといえば利用したい」と考えている人はほとんどの層で20%以上いるため、潜在需要は高いことがわかります。

一方で、投資目的のコインランドリーが乱立し、一部地域では競争が激化しているという話も耳にします。初期投資に2,000万円以上かかることもあるコインランドリーで失敗すれば、大きな損失です。「儲かりそう」というイメージで安易に始めるのではなく、立地を厳選したり、今回取り上げたようなユニークなサービスを打ち出したりすることで差別化を図ることがさらに重要になるでしょう。
 

>>通常は見ることのできないマンション開発の裏側を大公開!

【あなたにオススメ】
賃貸業界の黒船になるか。インド発のOYOの実態
空き家の活用促進にも効果あり。浸透するデュアルライフとは
次世代のスタンダードになるか?サブスクリプション型賃貸住宅とは
時間軸を変えることでマネタイズ!タイムシェアという選択
不動産投資の「2022年問題」とは?土地オーナーが知っておくべき知識
NEXT 2019年分「路線価」から見える不動産トレンド なぜ人口減少社会なのに好調?
PREV 米国国防総省が利用する「不動産情報モデル(RPIM)」とは?

続きを読む

関連記事