ほったらかし投資,一ヶ月
(画像=Tinnakorn jorruang/Shutterstock.com)

手間をなるべくかけずにお金を増やしたい・・・・・・。投資に興味はあるけど、毎日チェックするのは大変。そんなあなたには「ほったらかし投資」がおすすめです。「ほったらかし投資」は世代を問わず人気があります。この記事では、「ほったらかし投資」の選択肢と、それぞれの儲かる目安をご紹介。資産形成したい人はぜひ参考にしてみてください。

ほったらかし投資その1 投資信託

投資信託とは、投資家から集めたお金を投資のプロが運用し、運用益を投資家に再分配してくれる金融商品のこと。運用先は国内外の株式や債券など多岐にわたります。少額からスタートでき、分散投資によってリスクを抑えられることから、投資初心者に人気があります。

投資信託が「ほったらかし投資」に向いている理由は、商品の性質上、運用をプロに任せていられるからです。株式投資のように企業の決算情報を読み込んだり、業界ニュースに気を配ったりする必要がありません。もちろん、投資信託そのものの基準価額は時々チェックしておきましょう。

モーニングスターのランキングによると、1カ月間のリターンランキング1位は「深セン・イノベーション株式ファンド(1年決算型)」の9.91%です。(2020年1月31日時点)1万円投資したとすると、991円を受け取れます。ただし、リターンの高い投資信託にはリスクもつきものなので、リスクを考慮して商品を選ぶことが大切です。

ほったらかし投資その2 FX

FXというと、複数のパソコン画面を開いてトレードを繰り返すイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。確かにFXは株式投資などに比べると、数秒から1日程度の短期間でトレードする手法を実践する人が多い傾向があります。

しかしFXでも中長期投資は可能です。それは外国の通貨を所有してスワップポイントを受け取るという方法です。スワップポイントとは、外国通貨と日本通貨の金利差のこと。日本は超低金利なので、政策金利の高い国の通貨を保有することで、継続的にスワップポイントを受け取れます。

ただし政策金利の高い国は新興国が多く、値動きが激しい傾向にあります。知らない間にテロなどの影響で政策金利が大きく下がっていたということにもなりかねないので、海外情勢はチェックするようにしましょう。金利が逆転するとスワップポイントはマイナスになり支払いが発生してしまうため、注意が必要です。

例えば、とある国内FX業者で「南アフリカランド/日本円」の買いスワップポイントが1Lotあたり12円の時、10Lot(100,000通貨)買って1ヵ月経過したとすると、3,600円のスワップポイントを受け取れる計算になります。

ほったらかし投資その3 不動産投資

「ほったらかし投資」の代表格といえば、やはり不動産投資です。不動産投資なら最初の不動産会社選びと物件選定さえ間違えなければ、継続的に家賃収入を得られます。家賃の範囲内でローンを返済すれば、老後は不労所得でゆったりとした生活を送ることも夢ではありません。

例えば、ローンを組み1億5,000万円の1棟マンションに投資して利回りが8%とすると、1年で1,220万円、1ヵ月で100万円を家賃収入として受け取れます。仮にローン返済額が月60万円だとしても、1ヵ月で40万円が手元に残ります。家賃収入からローンを返済し将来的にローンを完済すれば、家賃収入の満額を安定的に受け取れます。

また信頼できる不動産会社に管理を任せておけば、不動産経営に大きく影響するできごとがあった場合には担当者が連絡をくれます。そのため、投資家は安心して自分が注力したい事柄に時間を割けるのも、不動産投資の魅力です。

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