世界の読書頻度ランキング1位は中国!日本は一体何位?
(画像=eggeeggjiew/stock.adobe.com)

若者の本離れが叫ばれている日本。日本人の読書頻度の低さは、調査でも判明しています。今回は、GfKジャパンの「読書頻度に関するグローバル調査」をもとに日本の読書頻度の順位や読書頻度の高い国・低い国について紹介します。

読書頻度ランキング

まずは、GfKジャパンによる「読書頻度に関するグローバル調査」(17ヵ国で2017年に実施)をもとに作成した世界の読書頻度ランキングを見ていきましょう。

順位国名毎日、またはほぼ毎日読書を読む人の割合
1位中国36%
2位イギリス32%
2位スペイン32%
4位イタリア30%
4位米国30%
6位ロシア29%
6位カナダ29%
8位フランス27%
9位アルゼンチン26%
9位ブラジル26%
11位ドイツ25%
12位オーストラリア23%
13位オランダ23%
13位メキシコ22%
15位日本20%
16位ベルギー19%
17位韓国13%

調査対象の17ヵ国中、読書の頻度が最も高い国は中国でした。さらに欧米勢が上位にランクイン。日本は、17ヵ国中15位でランキングの下から数えると3番目の位置です。日本では、1990年代から本離れや活字離れが指摘されています。

本離れ、活字離れによる影響は?

本離れや活字離れによって日本人の国語力は、低下しているのでしょうか。文化庁が公表している「令和元年度国語に関する世論調査」(調査時期2020年2月)によると「国語が乱れていると思うか」という問いに対して「乱れていると思う」と答えた人の割合は、2015年に比べてほとんどの年代で減少しています。

世界の読書頻度ランキング1位は中国!日本は一体何位?

これは「SNSなどで文章による発信が増えたことで他人の文章に寛容な人が増えた結果」と考えられています。つまり実際には、間違った言葉を使っている人が増えていても受け止める側がそれを気にしていないということです。正しい日本語を理解して間違った日本語を「乱れている」と認識できる人が減少していると言い換えることができるでしょう。

結果に反して日本語が乱れている人は多い可能性が高い

日本語は、時代によって変化しています。誤用とされていたものが一般に浸透し正しい言葉として利用されるケースは少なくありません。例えば本来否定の意味で使われていた「全然」という言葉は、現在肯定の意味でも利用されています。また「相手に不義理をして行きにくい」ことを指す「敷居が高い」という言葉も最近では「(店などが)高級で入りにくい」などの意味で使用されるようになりました。

正しい日本語を身につけるためには、読書がよいとされています。日本語を正しく使用したい方は、少しずつ読書をはじめてみてはいかがでしょうか。

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