人間ドッグ
(画像=Suwin/Shutterstock.com)

いくら資産を持っていても、体が不健康では不安が尽きません。「いつまでも健康でいたい」という願いは収入にかかわらずあるものですが、自分の健康のためにお金を多くかけられる富裕層は超高級会員制人間ドックを利用しているといいます。エグゼクティブがどのようにして健康維持を行っているのか、その実態を覗いてみましょう。

病気になってからでは遅い!お金をかけるべきは予防医療

病院には病気になってから行く、これは間違いではありませんが、最善の方法でもありません。「お金をかけるべきは治療ではなく予防」、これはいつまでも健康な体を手に入れるうえで欠かせない考え方です。

富裕層は毎日の生活の中で健康を保てるようライフスタイルに気を遣うのはもちろん、定期的な健康チェックも欠かせません。定期的に健診を受けていれば、もし病気が見つかっても早期に治療できるでしょう。病気になりそうな芽を事前に刈り取ることもできます。

富裕層が通う会員制高級人間ドックの実際

富裕層は、多忙の合間を縫って人間ドックを行っています。会員制の高級人間ドックを提供する病院は、病院でありながらホテルライクなインテリアでリラックスできる空間を作り上げているのが特徴です。

受付はさながらホテルのフロントのようで、一般的な病院の受付とは異なり、デパートの受付嬢のようなスタッフが親切・ていねいに対応してくれます。

例えば、東京ミッドタウンにある会員制医療サービス「Private Doctor」では、会員が仕事の合間でも来院できるように、関連するすべての医療機関が同じ施設内に併設されています。また、これらの医療機関では電子カルテで会員の情報を共有しているため、迅速に的確な医療を提供できるといいます。

会員にはVIP専用フロアや専用個室が用意されており、一般の外来の患者とは顔を合わせることがありません。Premium人間ドックの検査は、プライバシーを尊重するために一日3名までの制限も設けられています。

気になる価格は?

前述のPrivate Doctorの場合、入会のための登録料が3万1,500円、会費は年払いが42万円、月額では3万6,750円の会費がかかります。富裕層は、年間42万円で安心を買っているのです。

もう一つ、グランドハイメディック倶楽部の料金もご紹介します。東京だけでなく、名古屋や京都、大阪にも拠点を持つグランドハイメディック倶楽部の入会金は300万円、さらに月会費が4万6,000円、検診の受診は年1回可能です。

会員制高級人間ドックの健康管理、資産家になったあかつきにはぜひ利用したいものです。

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