「副業としても人気の不動産投資、何も分からないけれど始めてみたい!」そんな時、不動産投資について相談できる相手がいたら心強いものです。不動産投資について全く知識がない素人でも相談できる、不動産投資の相談相手はどこにいるのでしょうか。
まずは身近なところから!不動産投資経験者にアドバイスをもらおう
不動産投資をしたいからといって、いきなり不動産会社に足を運ぶのは勇気がいります。事前に情報を得ていない中で不動産会社に相談するのはおすすめしません。まずは、身近にいる不動産投資の経験者に詳しい話を聞いてみましょう。
不動産投資の経験者に相談する場合は、以下の部分を重点的に質問してみるのがいいでしょう。
・自己資金はいくら用意したか
・不動産の管理はどうしているのか
・維持費やランニングコストについて
・資金を借り入れた場合の手順
・実際の物件の場所と利回り
・購入する物件でチェックしておくべき部分
お金の相談先は複数持とう
初めての不動産投資で一番不安に感じるのは、資金面と利回りの部分でしょう。投資のためにはどのくらいのお金が必要なのか、また資金を借り入れたとして、ローンを支払うだけの家賃収入は得られるのかどうかなど気になるところです。
物件・利回りのことは不動産会社に聞こう
購入したい物件の販売が不動産会社あるいは不動産仲介業者の場合には、どのくらいの資金が必要なのかあらかじめ聞いておきましょう。チラシやネットで表示されている価格はあくまでも物件の価格で、それ以外に手数料、印紙代、税金などが発生することもあります。今購入したらトータルでどのくらいの資金が必要になるのか、リフォームは必要かなどについても聞いてみましょう。
また、「おおよその家賃収入」の把握も大切です。現在の1部屋当たりの家賃と入居者数について、さらに利回りについても事前に確認しておくと安心です。
リフォームにかかる費用は業者に聞こう
リフォームが必要な物件の場合、リフォーム工事費用が発生します。物件の写真や間取り図があるのであれば、それをリフォーム業者に見せながらおおよその費用について聞いてみましょう。物件の売買を行う不動産会社がリフォームの施工まで担ってくれる場合もあります。
資金調達については金融機関に相談
投資物件は事業用の物件となるため、金融機関で借り入れを行う場合は「不動産投資ローン」を利用することになります。マイホーム用の住宅ローンよりも金利が高いのが一般的です。金融機関では、借入可能額や毎月の返済額、返済プランについて確認します。
お金のことについての相談はお金のプロに
物件を購入するためのローンを組んだ後、返済をしながらの生活に無理がないか、入居者が一時的に減ってしまったときに生活費が足りるか心配という場合には、家計の収支ややりくりについて詳しいお金の専門家であるファイナンシャルプランナーに相談しましょう。固定費の下げ方などのアドバイスもしてもらえます。税務処理については税の専門家である税理士に聞き、間違いのないようにしておくと安心です。
不動産投資のコンサル会社に聞く
不動産投資に関する法律や税務処理のこと、売買契約についてなど、不動産投資に関するさまざまな疑問を解消したいのなら、不動産投資のコンサルを行う会社に相談するのもひとつの手です。
まずは今抱えている疑問や悩みを整理して、自分に合った相談先を判断していくようにしましょう。
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