港区は今やセレブが住む街の代名詞となりました。なぜ今、港区が多くのセレブに選ばれているのか、その理由をご存知でしょうか。富裕層が港区に集まる理由を探りました。
赤坂、麻布、青山、白金……お金持ちに人気のエリアだらけの港区の特徴
23区の中でもセレブが集う街として有名な港区。ここに住まう人々の年間平均所得は2015年時点で1,023万円と、全国の平均年収を大きく超えています。住民の年収は家賃にも比例していて、港区の月の家賃はワンルームでも約15万円、3LDKではなんと40万円を超えています。
港区はマンションが多いエリアです。タワーマンションの棟数は76棟と首都圏内でトップクラスを誇ります。分譲にせよ賃貸にせよ、住むにはお金がかかるタワーマンションが多いのですから、世帯年収の高さにも納得です。
人気の理由は3つ
そもそもなぜ港区にはセレブが集まっているのでしょうか。その理由は主に次の3つです。
国際的で解放されたイメージ
港区を歩いていると、国旗を掲げたビルが多いことに気が付きます。港区は日本でもっとも多くの大使館がある自治体で、西麻布には13ヵ国もの大使館が入居しているビルもあります。よって外国人を見かけることも多く、グローバルで外に開かれた印象のある地区なのです。ビジネスパーソンとして将来の展望を考えたとき、あらゆる国の人々とつながれる可能性のある港区は魅力的に感じられるのではないでしょうか。
治安の良さでファミリーにも人気
港区内でも、セレブなファミリーが住まう地区として有名なのが白金です。「シロガネーゼ」という造語も生まれたほど、「白金の住人はセレブ」のイメージが定着しています。白金は自然の多い閑静な住宅街です。治安もよく、渋谷や六本木へのアクセスのしやすさも人気の秘訣のようです。
芸能人・有名人が多数暮らす麻布十番
地名のネームバリューが高く、有名人が多数暮らしていることでも有名な地域です。六本木ヒルズにも近く、昔ながらの商店街もあるなど、「遊びと暮らし」のどちらもかなえてくれるエリアです。おしゃれなレストランやショップも軒を連ねる麻布十番なら、飽きずに暮らし続けることができるでしょう。
また外国人も多く住んでおり、開放的な雰囲気も持ち合わせています。単身向けのマンションが多く、一人暮らしにも向いている地域です。
「セレブに人気=暮らしやすい!」住居への投資で新たなつながりが生まれるかも
セレブに人気の港区エリアは、暮らしやすくグローバルな街でした。セレブの多い「住みやすい街」で暮らすことで、新たな人とのつながりが生まれるかもしれません。
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