ワイン,列車
(画像=ira-shpiller/stock.adobe.com)

列車に揺られながらワイングラスを傾ける優雅なひとときを送りたい。そんなセレブのようなシーンを実現してくれる、ワイン列車の存在をご存知でしょうか。ジャパニーズワインが世界的に注目を集める中、ワインの生産地で始まった新たな取り組みをご紹介します。

路面電車でワインを堪能!岡山のワイン電車

岡山を走る路面電車、MOMOの中でのんびりとワインを楽しめるツアーです。路面電車のMOMOは、岡山出身のデザイナー水戸岡鋭治氏がデザインしたもので、車いすの方でも簡単に昇降できるよう、超低床式が採用されています。

車内には飲食可能なテーブルやワイングラスの置台も設置され、路面電車ながら優雅なひとときを過ごせる仕様です。

毎週金曜日の18時30分に岡山駅前を出発し、同じく岡山駅前に戻るのは20時30分。120分の旅の間、食事にワインが3杯と、音楽ライブを楽しめます。運行期間は11月から4月まで。

5月から10月の間は、ワインをビールに変えての「ビアガー電」が走ります。岡山に足を延ばした際には、路面電車でワインを満喫するのもよさそうです。

北信濃ワインバレー列車の旅

列車の中で長野県産ワインが飲み放題の、北信濃ワインバレー列車の旅は、沿線にあるワイナリー3~4社のワインが好きなだけ楽しめるプランです。乗車時間は80分と長く設定されているので、好みのワインをのんびりと堪能できます。

座席についたら、まずは「本日のワインリスト」で銘柄をチェック。この列車で出されるワインは、長野県原産地呼称ワインまた長野県産ブドウを使い、長野で醸造したワインのみです。常時6~8種類、赤・白・ロゼと、さまざまな味を堪能できます。

ワインのおつまみとして用意されているのは、「のんびりべんとう」と名付けられた豪華な折り詰めです。そのほかにも、車内販売にてエリンギ握り寿司やおやき、特別なワインにソフトドリンクも注文できます。

北信濃ワインバレー列車の旅は、大人1人6,000円、子どもは3,000円から。ワイン列車を降りた後は、老舗旅館がならぶ伝統の湯田中温泉に宿泊。ワインと温泉で、日ごろの疲れを洗い流しましょう。

景色とともに!これぞエグゼクティブのワインの楽しみ方

いつもとは違う景色の中に身を置いて、ゆったりとした気持ちでワインを一口。その土地の風とワインとのマリアージュを、電車の中で楽しんでみてはいかがでしょうか。

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