コメダ珈琲
(画像=sabthai/stock.adobe.com)

2020年7月1日、コメダ珈琲店と大和証券グループ本社がコラボした「コメダ珈琲店吉祥寺西口店」がオープンしました。金融機関と飲食店がなぜタッグを組むこととなったのでしょうか。異色のコラボで話題になった同店舗のコンセプトや特色に迫ります。

“お金の未来を考えるカフェ”として

コメダ珈琲店吉祥寺西口店のコンセプトは「“くつろぐ、いちばんいいところ”でお金の未来を考える」です。110年以上の歴史を有し、今もなお個人の資産形成をサポートしている大和証券は、金融情報等各種コンテンツをカフェに用意し、訪れる人にゆったりとした気持ちで金融情報に触れられる場として同店をコメダ珈琲店とともにオープンしました。

また、この店舗ではSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向け、サステナブルな未来に向けたコンテンツも発信していく予定だといいます。

ココが違う!看板に大和証券、テーブルにはタブレット

このコラボ店、一般のコメダ珈琲の店舗とどこが違うのかも気になるところです。

まず、看板には「コメダ珈琲店 大和証券」と両社の社名が入っています。書体もそれぞれの会社の特色を活かしたままなので、一目で「あの金融の大和証券」と分かります。

テーブルに座ると目に飛び込んでくるのが大きなタブレット。これは注文用ではなく、大和証券が提供する金融情報等を閲覧できるようになっています。

いまのところ、他店舗とメニューに差異は見られないようです。今後は、大和証券グループの大和フード&アグリが生産する青果等を使用したオリジナルメニューの提供も検討中とのこと。コメダファンは同店舗の今後の動向に要注目です。

投資家もノマド!大満足の仕様

コメダ珈琲店吉祥寺西口店では、前席に電源を配置しWi-Fiも完備しています。ゆとりの85席で、急な隙間時間にノマドがしたくなったときにも安心して利用できます。

また、インプットの場所としても重宝してくれるでしょう。店内にはお金に関する書籍が並び、各座席にあるタブレットからは雑誌の閲覧も可能です。

投資に関する情報を集めたい、落ち着ける場所でコーヒーを飲みながらチャートをチェックしたいなど、さまざまな要望に応えてくれるカフェなのです。

資産形成がもっと身近になる。コメダ珈琲店吉祥寺西口店を体験してみよう

投資や資産形成に興味があるけれど、何から調べてよいのかわからないという方も、いつも立ち寄るカフェをコメダ珈琲店吉祥寺西口店に変えてみるだけで、投資や資産形成がもっと身近になるかもしれません。おいしいコーヒーと金融情報を求めて、コメダ珈琲店吉祥寺西口店に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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