これで金持ちになれなければ、一生貧乏でいるしかない。_p62|8-67|5_成功のカギは快適な領域を見つけること
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(本記事は、金川顕教氏の著書『これで金持ちになれなければ、一生貧乏でいるしかない。 お金と時間を手に入れる6つの思考』の中から一部を抜粋・編集しています)

自分がなりたい人の「コンフォートゾーン」に近づける

知らない人に会いに行く。行ったことがない場所に行ってみる。やったことがないものに挑戦してみる。そんなとき、多くの人は緊張して二の足を踏んでしまったり、ストレスを感じてしまったりすることも多いのではないでしょうか。

でも、できるだけそうした苦手意識を減らして、「コンフォートゾーン」を広げていくことが成功のカギだったりします。

「コンフォート」とは「快適」。つまり「コンフォートゾーン」とは「快適」な「領域」。ストレスやおそれ、不安を感じることなく安心して過ごせる環境のことです。それはつまり「自分自身の常識」で、無理することなく過ごせる環境です。当然、人によって日々接している常識や人、場所、サービスなどは変わってくるので、コンフォートゾーンの幅は変わっていきます。

たとえば普通の人は、寝るときは「家の中で布団に入って寝るもの」だと考えていると思います。「近所の公園で、ダンボールにくるまって寝てください」と言われたら、おそらく「絶対嫌だ」と思うでしょう。あなたにとっての寝るときのコンフォートゾーンは「家のベッド」だからです。

一方、高級ホテルのスイートルームで寝ることを常識としている海外セレブにとっては、普通のアパートやマンションの一室にあるベッドはコンフォートゾーンではないかもしれません。

この事例は極端かもしれませんが、自分のなかのコンフォートゾーンを広げ、自分の理想とする立ち位置の人たちがどのような状況を「常識」だと感じているのかを体感することは非常に重要です。

なぜなら、人間は自分のコンフォートゾーンから外れている情報が入ってきた場合に、スムーズに理解することができず、排除してしまうからです。仮にそれが自分にとって有益な情報であったとしても、ネガティブにとらえてしまったり、「自分には関係ない話」として処理してしまったりするのは、実にもったいないこと。

コンフォートゾーンは自分自身の経験値や考え方によって、コントロールすることが可能です。もし、いまの自分の状況を変えたいと思うのであれば、自分が理想とする人のコンフォートゾーンに自分のコンフォートゾーンを近づけるように意識しましょう。

環境の変化とセルフトークでコンフォートゾーンは広がる

では、どうしたら自分のコンフォートゾーンを変えることができるのでしょうか?方法は二種類あります。ひとつは、環境を変えること。自分が理想とする成功者の仲間に入れてもらい、同じ行動をし、同じ思考を手に入れることです。成功者と同じ行動を繰り返すことで、成功者に近しい思考を手に入れるのです。

もうひとつの方法は「セルフトーク」の実践です。これは、いうなれば「自分自身と頭の中で会話すること」です。ひとつのテーマに対して自問自答を繰り返して、頭の中で自分の理想とするコンフォートゾーンを作り上げていくというものです。「一人で会話するなんて、効果があるのか」と思われるかもしれませんが、実は人間は1日に4万回ほど自分自身と会話をしているという研究データがあります。

「もし、自分が成功している人だったら、この場合はどう行動するだろうか」
「この行動は、成功者として正しいのだろうか」

などと、自分自身との会話の方向性や内容をうまくコントロールすることで、コンフォートゾーンや自分のなかの常識を変えていくことができるのです。もちろん、誰にも頼らず、自分一人でやらなければならないため、それなりの気合や覚悟は必要です。

最初は、「その日に食べる食事のメニュー」から「駅まで行くときのルート」など、細かい行動ひとつひとつにセルフトークで自問自答していくとよいでしょう。「成功者ならこういう行動をとるだろう」「こういう考え方をするだろう」という常識が自然と身についてくれば、わざわざ自問自答しなくても、脳が自然と適応して、行動につながっていくはずです。

自分の行動ひとつひとつに問いかけをしなくなったころには、あなたの脳や行動はすでに成功者のものになっているはず。自分のなかの価値観の軌道を変え、思考や習慣を自分でコントロールし、あたりまえだと思うようになるまで、ぜひ挑戦してみてください。

なお、環境を変えることと、セルフトークを実践することを同時にやると相乗効果が生まれるので、早く成果が出ます。理想的なのは、成功者たちに囲まれつつその人たちの常識を体得し、セルフトークで自分の行動や思考に落とし込んでいくというもの。ぜひ、実践してみてください。

これで金持ちになれなければ、一生貧乏でいるしかない。 お金と時間を手に入れる6つの思考
金川 顕教
公認会計士、経営コンサルタント、ビジネスプロデューサー、投資家、事業家、作家。
三重県生まれ、立命館大学産業社会学部卒業。
大学在学中に公認会計士試験に合格し、世界一の規模を誇る会計事務所デロイト・トウシュ・トーマツグループである有限責任監査法人トーマツ勤務を経て独立。トーマツでは、不動産、保険、自動車、農業、飲食、コンサルティング業など、様々な業種・業態の会計監査、内部統制監査を担当。数多くの成功者から学んだ事実と経験を活かして経営コンサルタントとして独立し、不動産、保険代理店、出版社、広告代理店など様々なビジネスのプロデュースに携わる。
「量からしか質は生まれない」をミッションとして、1人でも多くの人に伝えるために執筆活動を開始し、ビジネス書、自己啓発書、小説など多岐にわたるジャンルでベストセラーを連発させている。
著書は多数あり、主な著書に『仕事と人生を激変させるなら99.9%アウトプットを先にしなさい』(SBクリエイティブ)、『最高の働き方 理想の人生は「脱サラ」の先にある』(総合法令出版 )、『これで金持ちになれなければ、一生貧乏でいるしかない』『すごい勉強法』『すごい副業』『すごい会計思考』(ともにポプラ社)などがある

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