ドラッグストア
(画像=jackf/stock.adobe.com)

ドラッグストアに行けば、とりあえず何でも揃う。薬はもちろん、化粧品、掃除用品、トイレットペーパーから食料品まで、あらゆるものを販売しているドラッグストアに、あなたは月に何度足を運び、いくら使っているか把握していますか?思ったよりも使っている!国内のドラッグストアの利用事情を追いました。

ドラッグストアの売上は年々増加

経済産業省の商業動態統計調査(2020年)の「ドラッグストア販売」を見ると、ドラッグストアの商品販売額は右肩上がりに伸びており、2015年には5兆3,608億9,900万円だった販売額が2019年には6兆8,356億2,500万円まで増加しています。

とある調査では、ドラッグストアではコンビニよりも「目的の商品以外を見て回る」人が多いことも分かっており、生活に欠かせない存在になってきているといえるでしょう。店舗数も増加の一途で、コンビニ並みにドラッグストアがある地域も少なくないのではないでしょうか。

ドラッグストアでの利用額は平均○○円

ドラッグストアで1回の買い物にいくら使っているか意識したことはありますか?おおよそ、1,000円~2,000円の利用が多いようです。

洗剤や掃除用品、食料品を一度に買い込むタイプの方は、1回の買い物で会計が1万円を超えることもあるでしょう。

月に1度の買いだめを行う家庭では

ドラッグストアで月に1度、日用品をひと月分購入する家庭の例を見てみましょう。

洗濯用洗剤・柔軟剤等……1,200円
掃除用品一式……5,000円
キッチン用品一式……5,000円
衛生用品……3,000円
日用品……4,000円
計 1万8,200円

今や百貨店よりも人気?ドラッグストアに客が集まる理由

ドラッグストアは本来薬を販売する店舗です。店舗によっては調剤薬局として機能しているドラッグストアもありますが、今では「まちの薬局」よりも「何でもそろう大型のコンビニ」的な役割を担っています。

ドラッグストアがここまで人気を集めた理由の一つに、化粧品の充実があります。百貨店が軒並み閉鎖されていく中で、百貨店に代わりドラッグストアがブランド化粧品を販売するようになっているのです。

また、「スーパーよりもコンパクトで買い物がしやすいのに何でもそろう」というのも人気の理由です。徒歩圏内にあるドラッグストアで生鮮食品まで買えるとなれば、わざわざ遠くにある大型スーパーまで買い物に行く必要がないと考える消費者に受け入れられているのでしょう。

ドラッグストアを利用すれば買い物に使う時間を短縮できる

一つのお店で何でもそろうドラッグストアを利用すれば、複数の店舗をはしごする時間を節約できます。時は金なり、時間もお金も節約したい方はドラッグストアを積極的に活用してみましょう。

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