こんにちは、YANUSY編集部です!
今回は、不動産クラウドファンディングの選び方について、リスク別にご紹介していきます。

目次

  1. なぜ不動産クラウドファンディングが注目されるのか
    1. 銀行に現金をそのまま預けておくよりも、お金が増える
  2. 不動産クラウドファンディングのリスクとは
    1. 元本割れのリスク
    2. 運営企業の倒産
  3. カテゴリ別、おすすめの不動産クラウドファンディング
  4. 安定志向・初心者向け
    1. 「GALA FUNDING」
    2. 運営企業が上場企業・上場企業子会社のサービス
  5. 高利回り・利益重視向け
    1. 「TOMOTAQU(トモタク)」
    2. 「DAWRIN FUNDING」
    3. 利回り「5%~」と安定して高めなサービス
  6. 編集部まとめ・コメント

なぜ不動産クラウドファンディングが注目されるのか

銀行に現金をそのまま預けておくよりも、お金が増える

現在、銀行の定期預金の金利はメガバンクでは「0.002%」しかなく、100万円を1年間預けても、わずか20円ほどの利息しか受け取れないという“超低金利の時代”となっています。

不動産クラウドファンディングでは、低利回りのものもありますが、「4%~8%」のものが多い現状です。仮に利回り6%で継続的に投資すれば、100万円が約160万円になります。

銀行に眠っている余剰資金を、そのまま眠らせておくよりも、不動産クラウドファンディングに投資してみてはいかがでしょうか。

例)配当利回りが年率6%で、期間1年間の不動産クラウドファンディングに継続投資する前提で、当初100万円を投資した場合のシミュレーションは以下のようになります。
(源泉徴収で20.315%課税される前提)

利回り6%のクラファンに投資 (比較用)利回り0.02%の定期貯金
当初投資額 100万円 100万円
1年後 104.8万円 100万円
2年後 109.8万円 100.1万円
3年後 115万円 100.1万円
4年後 120.5万円 100.1万円
5年後 126.3万円 100.1万円
6年後 132.3万円 100.1万円
7年後 138.7万円 100.1万円
8年後 145.3万円 100.2万円
9年後 152.2万円 100.2万円
10年後 159.5万円 100.2万円

不動産クラウドファンディングのリスクとは

元本割れのリスク

不動産特有のリスクとして天災による被害、周辺環境の変化に伴う不動産価値の著しい低下などによって、出資金が元本割れを起こすリスクが存在します。

投資商品における元本保証は出資法により禁じられていますので、元本割れの可能性がある投資商品であることは理解が必要です。

ですが、不動産クラウドファンディングでは、「優先劣後構造」を取り入れ、劣後出資の仕組みでリスクを抑制しています。
株式投資だと、損失も利益も全部投資家負担となりますが、優先劣後クラファンでは、損失はまず事業者が負担するという構造はなっているため、投資家にとっては安心材料の一つです。

運営企業の倒産

不動産クラウドファンディングでは、運営する事業者の倒産リスクがあります。
倒産隔離されていない為、仮に運営企業が倒産してしまった場合は損失が発生してしまいます。

そのため、長期運用型は長い期間そのファンドに投資する事になるので、短期運用に比べるとややリスクが上がります。

不動産クラウドファンディングを運営する事業者は、不動産特定共同事業法が定める基準を満たす企業であり、国土交通省または都道府県の許可または登録を受けており、一定の財務基盤を確認されています。

とはいえ、倒産する可能性はゼロではないことは理解が必要です。

倒産リスクは、各事業者によって異なるため、不動産クラウドファンディングを始める際は事業者の情報についても確認するようにしましょう。

リスクを抑制したい場合のチェックポイント
  • 劣後出資比率が高いファンドを選ぶ
  • 運営企業の信頼性をチェックする

カテゴリ別、おすすめの不動産クラウドファンディング

ここでは、リスクを抑制したい場合に確認すべきチェックポイントを元に、YANUSY編集部がおすすめする不動産クラウドファンディングを、カテゴリ別にピックアップしてご紹介致します♪

安定志向・初心者向け

リスク抑制の観点で、「劣後出資比率」と、「運営企業の信頼性」をチェックポイントとしてご紹介しましたが、ここでは、この2つに強みのあるサービスをご紹介します。

「GALA FUNDING」

GALAFUNDING
(画像=GALAFUNDING)

運営企業は上場企業「FJネクストホールディングス株式会社」
GALAマンションシリーズでお馴染み、FJネクストホールディングスが手がける不動産クラウドファンディングです。

利回りは3%台と比較的低めではありますが、運営企業が上場している点、少額投資が可能な点なども考えると安定志向の方向けの不動産クラウドファンディングといえます。

初心者の方、これから不動産クラウドファンディングで投資を始めてみたい方におすすめしたい不動産クラウドファンディングです。

運営企業概要 GALA FUNDING
会社名 株式会社FJネクストホールディングス
所在地 東京都新宿区西新宿六丁目5番1号 新宿アイランドタワー
電話番号 03-6733-1111(代表)
代表者 代表取締役 永井 敦
不動産特定共同事業 許可番号 東京都知事 第156号

関連記事 : 『【不動産クラファンサービス情報】GALA FUNDINGのご紹介』記事へ


運営企業が上場企業・上場企業子会社のサービス

以下に、他にも存在する、上場企業が運営し、かつ、劣後出資比率の高いファンドをピックアップしてご紹介します。

主な配当利回りは比較的に低めであっても、運営企業が上場している点は不動産クラウドファンディングにとって大きな魅力といえます。

高利回り・利益重視向け

ここでは、リスク抑制よりも、高利回りで、投資から得られる利益を重視する方向けのおすすめファンドを紹介します。

「TOMOTAQU(トモタク)」

トモタク
(画像=トモタク)

TOMOTAQU(トモタク)は、利回りは5%~8%と比較的高めです。
そして、ファンド組成頻度がとても高いのが特徴です。

ほとんどのファンドが最低10万円からの出資となるため、初心者の方には少しハードルが高いかもしれませんが、安定した利回りの高さは大きな魅力です♪

リスクを抑制する仕組みである劣後出資比率も常に10%を確保するという方針があり、リスクとリタ―ンのバランスの良さも特長と言えるでしょう。

運営企業概要 TOMOTAQU「トモタク」
会社名 株式会社イーダブルジー
所在地 東京都港区六本木7-4-1 スマイリービル6F・7F
電話番号 03-6384-5584 (不動産ファンド事業部)
代表者 代表取締役  田中 克尚
不動産特定共同事業 許可番号 東京都知事 第133号

関連記事 : 【不動産クラファンサービス情報】『TOMOTAQU -トモタク-』のご紹介


「DAWRIN FUNDING」

DARWINロゴ
DARWINFUNDING
(画像=DARWINFUNDING)

DARWIN fundingは、開発型の不動産クラウドファンディング。
利回りも高く「5%~8%台」となっております。

運営企業概要 DARWIN funding
会社名 ダーウィンアセットパートナーズ株式会社
所在地 東京都港区南青山1-1-1新青山ビル東館3階
電話番号 03-6804-5678
代表者 代表取締役 男松 祐次
不動産特定共同事業 許可番号 東京都知事 第163号

関連記事 : 【不動産クラファンサービス情報】DARWIN fundingのご紹介

利回り「5%~」と安定して高めなサービス

ここでは、上記以外にも存在する、利回りが高いファンドをピックアップします。
サービスや各ファンドごとに、劣後出資比率が大きく異なりますので、リスクをしっかり確認した上で、投資判断をお願いします。

主な配当利回りは5%以上と、比較的に高めなファンドが多いサービスの一覧です。

配当利回りは高くても、劣後出資が低めというサービスも多いですが、「DARWIN FUNDING」は利回りも安定して高めな上に劣後出資も比較的高めと、バランスの取れた魅力的なサービスといえます。

編集部まとめ・コメント

今回はリスク別に不動産クラウドファンディングをご紹介してみました。
これから不動産クラウドファンディングを始めてみたい方のご参考になれば幸いです!

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※元本保証のない投資商品への投資に際しては、元本割れリスク確認した上で投資をご検討下さい。