こんにちは、YANUSY編集部です。
11月に新たに登場した不動産クラファンサービス「ヤマワケエステート」
本日12時より先着順で想定利回り15%の新着ファンド「表参道ビル一棟貸ファンド」が登場です!
※本ファンドは、募集開始日が当初予定の1月15日から17日に変更となったため、変更後情報を反映した記事情報を配信しております。
目次
ファンド情報「東京都渋谷区 表参道ビル一棟貸ファンド」
高利回り15%、運用期間9ヶ月
・多数のブランドショップが集まる表参道エリア
・運用期間 約9ヶ月
・募集開始:2024/1/17 12:00~ 本日から先着順!早い者勝ち♪
東京メトロ明治神宮前駅から徒歩3分、表参道駅から徒歩4分の好立地
対象物件は、表参道ヒルズの裏表の通りにあり、数多くのブランドショップ、美容室などが軒を連ねている表参道の中心地となっています。
既に2つのテナントが入っており、地上1階・2階には大手スポーツメーカー「オニツカタイガー」が入っており、地下1階には美容室「elyts」が入っています。
ただし、本ファンドは不動産を所有せず、賃貸(借りる)したうえで、テナントに転貸借するスキームとなっていますので、優良立地ではあるものの、将来の不動産自体の値上がりによる売却益などが得られるスキームではありません。
本スキームでは、①テナントからの賃貸収入②出資金で施工した内装等に関して、有益費償還請求(民法608条2項) 又は造作買取請求(借地借家法33条) により、賃貸借契約終了時に得られる収益等が配当原資とするようなビジネスモデルが想定されます。
賃料の増額交渉はもちろん、転貸借を行うこと自体についても現状のテナントの許諾が必要になる可能性もありますので、そういったテナント交渉による収益が得られることが本ファンドの配当の前提となっていることを踏まえ、投資判断をお願いします。
ヤマワケエステートとは
2023年11月からサービスを開始したばかり
サービスを開始したのはつい先月ですが、ファンド組成数はすでに20件超え(2024年1月12日時点)
かなり多様な不動産案件を取り揃えていて、他サービスには無い魅力を感じるかもしれません。
高利回り案件に1万円から投資可能
ヤマワケエステートは比較的高利回りの規模の大きい不動産案件を取り扱っています。
そのようなプロジェクトに最小金額1万円から投資が可能となっていて、他にもいくつか投資を行っている方など、分散投資したい方にもおすすめです。
留意点
対象不動産を「所有」でなく、あくまで「転貸」するファンド
不動産クラウドファンディングでは、対象不動産を購入して「所有」するケースが多いのですが、本ファンドはあくまで「賃貸」契約に基づき、テナントに対して「転貸」する事業となります。
不動産をファンドで所有する場合には、購入した不動産の資産価値が安定していれば、最終的に不動産を売却して償還資金を確保できるため、ファンドで大きな損失が出るリスクを抑制できます。そのため、立地や不動産の資産価値が重要になっています。
ところが本ファンドはあくまで「賃貸」となるため、最終的に不動産を売却することで出資金の償還をするわけではなく、出資金を元に施工した内装などを売却する形態を想定されているため、内装工事などが、テナントにとっての新たな価値を生むかどうかにかかっています。
表参道の不動産(土地や建物)の購入のため投資するわけではなく、あくまで内装工事などのために出資するものであることには注意が必要です。
劣後出資がないため、損失発生時のリスクはダイレクトに優先出資者へ
不動産クラウドファンディングでは、優先劣後構造をとるファンドが多く、損失が生じた場合には、まず、劣後出資者(ファンド提供事業者)が損失を負担します。
そのため、一般投資家の元本棄損リスクが抑制されるのですが、本ファンドでは、劣後出資がない前提となっていますので、事業で生じた損失は、一般投資家の出資金で負担することになります。
なお、匿名組合契約では、出資金以上の損失が生じた場合には、事業者が負担することとなっていますので、最大でも、投資家が出資した出資元本以上の損失負担はありません。
現時点では劣後出資比率の情報が掲載されていませんが、ヤマワケエステートでは劣後出資比率が極めて低いのがこれまでのファンドでの特長のため、劣後出資による投資家保護が期待できないことは留意して下さい。
出資金の元本割れリスクがある
これは不動産クラウドファンディングに共通するデメリットですが、不動産特有のリスクとして天災による被害、周辺環境の変化に伴う不動産価値の著しい低下などによって、出資金が元本割れを起こすリスクが存在します。
また、事業者が万が一倒産した場合には、ファンドの出資金ついてもその影響を受けてしまいますので、運営事業者の財務状況や経営状況を確認する必要があります。
倒産リスクについては、特定の事業者に資金を集中させず、複数の事業者に分散投資することによりリスク抑制を図ることが可能です。
株式や預金とは異なり、好きなタイミングでは換金できない
これも不特法型クラファンとしては一般的な特徴ですが、特定の事情がない限り、途中で解約、換金ができない仕組みとなっています。
そのため、運用期間の長いファンドに出資する場合には、注意が必要です。
運営会社
ヤマワケエステート株式会社
ヤマワケエステート | 運営会社概要 |
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会社名 | ヤマワケエステート株式会社 |
所在地 | 大阪府大阪市中央区北浜2-3-14 小谷ビル 3階 |
代表者 | 代表取締役 上川 健治 |
編集部まとめ・コメント
2023年11月よりサービスがスタートした「ヤマワケエステート」から新着情報、いかがでしたか?
ヤマワケエステートは、過去には、想定利回りが「年利84.6%」という、驚異的な利回りをめざすファンドを提供するなど、高利回りのファンドを多数提供しています。
一方で、投資家を保護する仕組みとして一般的な劣後出資を行わないケースもあるなど、業界においても少し異色の、ハイリスクハイリターン寄りのサービスとなりますので、リスクを踏まえた投資判断と、分散投資をご検討下さい。
※本サイトは不動産投資、クラウドファンディング等に関する情報共有を目的としており、投資勧誘や助言を行う物ではありません。
※元本保証のない投資商品への投資に際しては、元本割れリスク確認した上で投資をご検討下さい。