【2023年最新版】投資商品の利回りランキング|年率5%超の意外な方法とは?
(画像=StockerThings/stock.adobe.com)
本間貴志
本間貴志
住宅/不動産ライター。WEBライティング実務士(CPAJ)。ビジネス書の編集会社、アスラン編集スタジオ勤務を経て2016年に独立。自身で賃貸経営、住宅購入の経験あり。税金をテーマにした記事の実績も多数あります。

資産運用を検討している人のなかには「手堅い利回りで稼ぎたい!」という人も多いのではないでしょうか。本稿では、主な投資商品の利回りをランキング形式でまとめてみました。投資商品選びの参考にしてみてください。

目次

  1. 投資商品の利回りランキングトップ10
  2. ランキング1位の不動産クラウドファンディングを始める方法は?

投資商品の利回りランキングトップ10

利回りが高い投資商品とは、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、投資商品の利回りランキングトップ10を紹介します。

※以下で紹介する利回りは、2023年4月18日時点のものです。投資の際は最新情報をご確認ください。

【10位】金、美術品、高級時計、高級車など:0%

貴金属や美術品、高級時計などの投資商品で得られるリターンは「値上がり益のみ」です。そのため所有し続けても分配金や配当金といった利回りは得られません。

【9位】円建ての普通預金:0.001%

「超低金利時代なので預金をしてもお金は増えない」などと言われているように、金融機関の普通預金利率は限りなくゼロに近い年利0.001%です。ただしこの金利は、ゆうちょ銀行やメガバンクなど一般的なものとなるため、ネット銀行など金融機関によっては金利を優遇していることもあります。

【8位】円建ての定期預金:0.002%

定期預金にすれば普通預金よりも金利が上がるケースもありますが、それでも年利0.002%です。こちらも金融機関によって金利が異なります。

【7位】外貨預金:0.01%

外貨預金にすれば、円建てを上回る利回りを得られます。例えば年利0.01%の外貨預金なら円建て普通預金の10倍の金利です(金融機関によって金利は異なる)。
※外貨預金は為替リスクがあります

【6位】日本国債(個人向け):0.05%

第155回債/固定金利型3年満期の個人向け国債の利回りは年利0.05%となるため、円建て普通預金の50倍の利回りです。使う予定のないお金を「元本割れリスクなし」で運用したい場合は、個人向け国債の選択もあるでしょう。

【5位】個人向け社債(ソフトバンク):0.98%

社債の利率は、発行先によって異なります。例えばソフトバンク株式会社が2023年2月に募集し始めた個人向けの第19回無担保社債の利回りは、利率0.98%(発行年限5年)です。
※上記社債の申し込みは終了(申込期間2023年2月24日~2023年3月9日)しています。

【4位】上場株式の配当利回り:2.36%

2023年3月末時点における東証プライム市場の加重平均利回りは2.36%でした。利回り重視で株式を購入するなら、この数値を長期的に上回る配当還元している銘柄を選ぶのがよいでしょう。

【3位】投資信託(三井住友・配当フォーカスオープンの場合):3.09%

投資信託には、前提として「分配金あり(利益を定期的に還元)」「分配金なし(利益を再投資)」という2つのタイプがあります。ただし「分配金あり」でもマーケットが軟調な場合は、分配金がなくなるケースも少なくありません。

また投資信託には、「元本の取り崩しをして分配金を還元する」「元本を取り崩さずに分配金を還元する」というタイプがあります。運用の健全性が高いのは後者です。「分配金あり・元本取り崩しなし」の一例として「三井住友・配当フォーカスオープン」の利回りは、年利3.09%となっています。

【2位】REIT(リート):平均4.32%

REITとは、たくさんの投資家から集めた資金を不動産に投資し、そこから得た賃貸収入や売却益を投資家に分配する投資商品です。証券市場に上場しているため、株式と同様に個人の証券口座を通して自由に売買できます。2023年3月時点におけるJ-REITの銘柄数は60、予想年間分配金の平均は年率4.32%です。

【1位】不動産クラウドファンディング5%~

不動産クラウドファンディングもREITと同様に、たくさんの投資家から集めた資金を不動産に投資して投資家へリターンを分配する投資商品です。各運営会社のプラットフォームを窓口にしながらインターネットを通して登録や応募、契約などがスムーズに行えます。利回りは、投資するファンドによって異なりますが、5%以上が多い傾向です。

<2023年最新版 利回りランキング>

順位投資方法年率(%)
1位不動産クラウドファンディング5%〜
2位REIT(リート)平均4.32%
3位投資信託
(三井住友・配当フォーカスオープンの場合)
3.09%
4位上場株式の配当利回り2.36%
5位個人向け社債(ソフトバンク)0.98%
6位日本国債(個人向け)0.05%
7位外貨預金
(金融機関によって金利は異なる)
0.01%
8位円建ての定期預金
(金融機関によって金利は異なる)
0.002%
9位円建ての普通預金
(金融機関によって金利は異なる)
0.001%
10位金、美術品、高級時計、高級車など0%

本章では、利回りの高い投資先をランキング形式で紹介しましたが、投資先を選定する際は利回りの高さだけでなく運営企業やファンドの信頼性をチェックすることが大切です。

ランキング1位の不動産クラウドファンディングを始める方法は?

不動産クラウドファンディング初心者の場合、「どうやって始めればいいか分からない」という人もいるのではないでしょうか。最も簡単なのは「不動産クラウドファンディング」の比較サイトを参考にしながら気に入ったプラットフォームを選ぶ方法です。例えば「YANUSY Funding」は、東証グロース市場に上場している株式会社LeTech(リテック)が運営しているため、情報の確度が期待できます。

これから不動産クラウドファンディングを始める人は、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

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