リストラ,シニア層
(画像=kai/stock.adobe.com)

45歳以上の中高年に早期退職をすすめる大企業が2019年から増加しています。2020年現在で40歳前後のビジネスパーソンは、いわゆる「就職氷河期」の年代です。厳しい競争の中でやっとつかんだ企業に早期退職を迫られるという、つらい現実と向き合わなければならなくなったとしたら、あなたはどんな行動をとりますか?

あの企業もこの企業もリストラの厳しい現実

東京商工リサーチが発表した2019年上場企業「早期・希望退職」実施状況にて、2019年1月から11月までに早期・希望退職者を募集した上場企業は36社あったことが分かりました。業種別では、電気機器がトップで、製薬会社、機械、食料品、繊維製品と続きます。

2019年から目立ち始めた早期リストラの波は、新型コロナウイルスの影響もあいまって2020年以降も続く可能性があります。早期リストラを受け入れて、退職金を手にし、第2の人生を始めたほうが充実した毎日を送れるかもしれません。

「Work as Life」人生100年時代の最先端を生きてみよう

人生100年時代、新卒で採用された企業に長く勤めるよりも、複数のスキルを得てさまざまな方法で収入を得られる働き方を模索する動きが高まっています。

「Work for Life」から「Work as Life」へと働き方・ライフスタイルが変化しつつある今、中高年は何をするべきなのでしょうか。

専門性を追求しより高度なスキルを得る、または新たな領域にチャレンジする

人材としての価値を高めるために、常に専門性を高め新たなスキルを得られるよう行動します。これまで学ぶチャンスがなかった分野に挑戦してもいいでしょう。これからのビジネスパーソンに必要不可欠なAIやプログラミングなど、「難しいかもしれない」と感じる領域にも手を出して、同年代のビジネスパーソンから頭一つ抜きんでた存在を目指してみてはいかがでしょうか。

生活が仕事になる生き方を模索する

生活のために仕事をするマインドから抜け出し、生活そのものが仕事になる方法を模索してみてください。自分の趣味を追求して手に職をつけるもよいですし、農業や酪農など生活と仕事が密接にかかわりあう職業に挑戦するのも手です。

これからの人生どう生きる?改めて自問自答を

早期リストラというとマイナスのイメージを持ちがちですが、「新たな人生を歩むチャンス」ととらえて、これまでにできなかったことを始めてみてはいかがでしょうか。今までとはまた違う充実感を得られるかもしれません。

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