減塩フード,巣篭もり太り
(画像=beeboys/stock.adobe.com)

外出自粛・在宅ワークで気が付けば体のラインが変わってしまっていた!そんな時は、まず食事を見直してみましょう。太ったのではなく、単に体がむくんでいるだけかもしれません。減塩フードを取り入れてむくみをとり、体型を戻していきませんか。ここでは、塩分によるむくみのメカニズムと、手軽に減塩できるフードを紹介します。

塩分で体がむくむのはなぜか

塩分をとりすぎると体がむくむというのは、多くの人が体験から理解していることでしょう。なぜ、人の体は塩分でむくむのでしょうか。

むくみとは、体液量が増加して体が膨張している状態を指します。人間の体の約60%は水分でできています。この水分のうち、3分の2程度が細胞に、残りは血液と細胞の周りに存在しています。

体がむくんでいない状態のとき、人間の水分は血管と細胞の周りを行き来して浸透圧を調整しながら体液の濃度バランスを調整しています。しかし、塩分をとりすぎてしまうと、塩分濃度の高まりによって浸透圧のバランスが崩れ、体液の濃度を調整するために体が水分をためこもうとします。これが塩分のとりすぎによるむくみの正体です。

また、外出自粛で運動不足になってしまった、在宅ワークでずっと同じ姿勢でいたという方は、これらが原因で体がむくんでいる可能性があります。筋力の低下および同じ姿勢をとり続けたことによる血行不良は、体の一部分のむくみを引き起こします。

食事を変えてむくみをとろう!

むくみを解消してすっきりとした体を取り戻したいのなら、減塩にチャレンジしてみましょう。麺類を食べるときはスープまで飲み干さない、調味料の使い過ぎには注意するなどの減塩の基本を押さえつつ、減塩フードを取り入れていけば、無理なく減塩生活を続けられます。

テイクアウトでも減塩

外食は店内よりもテイクアウトが一般的になってきましたが、店内で食事をするよりも手軽な分、いつでもテイクアウトに頼りがちになってしまうのが難点です。外食のメニューは自炊よりも塩分が高くなってしまいがちです。

注文時に漬物やサラダのドレッシングを入れないようにお願いする、添付のソースはかけすぎないなど工夫しましょう。

おやつも減塩タイプにチェンジ

ポテトチップスやせんべいの塩分もなるべくならカットしていきたいところです。とはいえ、食べたいものを我慢し続けるのは難しいでしょう。そんな時は、減塩タイプのおやつにシフトチェンジ。これらは一般的なスーパーでも販売されています。

むくみを取ってすっきりとした毎日を

むくんでいると、いつもより体が重たく感じてしまいます。アフターコロナにスタートダッシュできるように、今から減塩に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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