ソニーミュージックとJPYエンターテイメントが行った合同オーディションプロジェクト「Nizi Project」から生まれたガールズグループ「NiziU」が国境を越えて注目を集めています。デビューシングルの発売が12月2日に決定し、今後の活躍が期待される同グループの魅力を探ります。
K-POPのプロデューサーが動いた
Nizi Projectのプロデューサーである韓国のJ.Y. Park(パク・ジニョン)氏は、自身も作詞作曲を行うシンガーソングライターでありながら、音楽プロデュースを行う「株式会社JYP Entertainment」を設立した実業家でもあります。
株式会社JYP Entertainmentは2PM、TWICEなど、日本でも有名なK-POPアーティストが所属する、K-POP業界を代表する企業です。
Nizi Projectは、J.Y. Park氏が「虹のようにメンバーの個性が光るグループを発掘・育成し世に送り出すためにスタートしたオーディションプロジェクトで、2019年に日本国内8都市、ハワイ、LAにて国籍不問でオーディションが行われました。オーディションやその後の合宿の様子などがネット配信され、NiziUが生まれるまでのドキュメンタリーに多くの人が関心を寄せ、熱狂を生んだのは記憶に新しいところです。
プレデビューアルバムも好調。数々の記録を樹立
2020年6月30日、NiziUのプレデビューアルバムとなる「Make you happy」の配信がスタート。配信から1週間で8万1,525ダウンロードを記録し、オリコン週刊デジタルアルバムランキングで初登場1位を獲得しました。アルバムに収録されている代表曲「Make you happy」のYouTube動画の再生数は1億4,400万回(2020年10月16日現在)を超えています。12月2日に発売されるデビューシングル「Step and a step」への期待値も高く、ファンの間ではすでに大きな話題となっているようです。
全員日本人で構成されたメンバーながらも、K-POPアイドルを彷彿とさせるNiziU。日本のファンを熱狂の渦に巻き込んでいる、NiziUの人気はこれからも伸びていく可能性が高いでしょう。K-POPの発信地である韓国のアイドルグループも世界的な人気を得ており、NiziUも世界に羽ばたいていく日も近そうです。
K-POPの本場での認知は
このように、日本では多くの人が注目しているNiziUですが、韓国での露出が少ないため知名度はまだそれほど高くないようです。メンバー全員が日本人ということもあり、韓国エンタメ市場で人気を獲得していくためには、韓国でどのような活動をしていくかが肝となるでしょう。
AKB48やハロー!プロジェクトのような日本式アイドルとは全く異なる路線を行く、NiziUの今後の動向に要注目です。
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