予想配当利回り5%超の株式銘柄ランキング ベスト20社を発表!
(画像=velishchuk/stock.adobe.com)
本間貴志
本間貴志
住宅/不動産ライター。WEBライティング実務士(CPAJ)。ビジネス書の編集会社、アスラン編集スタジオ勤務を経て2016年に独立。自身で賃貸経営、住宅購入の経験あり。税金をテーマにした記事の実績も多数あります。

予想配当利回り5%超の株式銘柄は、プライム市場(旧 東証一部)に限っても30社以上あります(2023年11月14日時点)。本記事では「日本経済新聞 日本株ランキング」のデータをもとに、予想配当利回り5%超の銘柄ベスト20社を紹介します。

目次

  1. 予想配当利回り5%超の株式銘柄ランキング1~10位
  2. 予想配当利回り5%超の株式銘柄ランキング11~20位
  3. 株式以外で高配当が期待できる運用商品は?

予想配当利回り5%超の株式銘柄ランキング1~10位

まずは、予想配当利回り5%超の株式銘柄をチェックする前に、知っておきたい情報です。予想配当利回りは、以下の計算式で算定されます。

予想配当利回り=1株あたり予想年間配当金÷1株あたりの株価×100

この計算式を見て分かるように株価が急落して予想年間配当金が変わらない場合、配当利回りは上昇します。一方で株価下落の原因が業績不安などの場合、実際の配当利回りは下がる可能性があることも忘れてはいけません。また直近の株価変動が少ない企業でも、業績不振によって配当予想利回りを下方修正するケースもあります。

期末を迎えるまでは、企業が示す予想配当利回りが得られるかは不確定です。このことを十分に踏まえたうえでベスト20の銘柄をチェックしていきましょう。

※本稿は紹介する銘柄や投資商品を推奨するものではありません。購入により元本割れ、配当利回り変更などが発生する可能性があります。ご自身の判断と責任に基づいて慎重に購入・運用してください。

▽予想配当利回り上位1~10位

銘柄名/コード予想配当利回り株価
1. ジャフコグループ
8595
9.17%1,634.5円
2. キャリアリンク
6070
5.83%2,053円
3. アイ・アールジャパンホールディングス
6035
5.80%1,431円
4. 三ツ星ベルト
5192
5.72%4,365円
5. 安藤ハザマ
1719
5.62%1,066円
6. 世紀東急工業
1898
5.57%1,615円
7. タチエス
7239
5.53%1,677円
8. 日東工業
6651
5.47%3,435円
9. グランディハウス
8999
5.46%586円
10. 丸三証券
8613
5.42%867円
出所:日本経済新聞 電子版「日本株ランキング 予想配当利回り」(2023年11月14日10時台)

予想配当利回り5%超の株式銘柄ランキング11~20位

▽予想配当利回り上位11~20位

銘柄名/コード予想配当利回り株価
11. MIRARTHホールディングス
8897
5.41%443円
12. 大末建設
1814
5.38%1,300円
13. 松井証券
8628
5.34%749円
14. 東京鉄鋼
5445
5.32%3,755円
14. 伯東
7433
5.32%5,260円
16. 浅沼組
1852
5.28%3,735円
16. フージャスホールディングス
3284
5.28%1,041円
18. ハリマ化成グループ
4410
5.27%796円
19. 合同製鉄
5410
5.23%4,390円
20. 宮地エンジニアリンググループ
3431
5.20%3,080円
20. パイオラックス
5988
5.20%2,285円
20. PHCホールディングス
6523
5.20%1,382円
出所:日本経済新聞 電子版「日本株ランキング 予想配当利回り」(2023年11月14日10時台)

ここで紹介した予想配当利回りランキングは、記事執筆時点(2023年11月14日10時前後)の情報です。最新情報を知りたい人は「日本経済新聞 電子版 日本株ランキング」や「Yahoo!ファイナンス 株式ランキング」などで検索してみてください。

株式以外で高配当が期待できる運用商品は?

企業業績や株式市場の動向が読みにくい局面では、株式ではなく「価格(元本)の変動がない+高利回り」の運用商品で4~5%以上の高利回りを狙う方法もあります。その一例は次の通りです。

【外貨定期預金】運用例:年利6%(10基本通貨単位以上)

米ドルや豪ドルなど外貨で預け入れる定期預金です。国・金融機関・運用時期によっては、年利5%以上を設定する外貨定期預金もあります。ただし、円預金と異なり為替変動リスクや手数料負担などのデメリットがあるため、預入れを検討する場合は商品説明書の内容をしっかりと理解することが必要です。

【デジタル証券】運用例:年利回り4%前後(1口10万円~)

ブロックチェーン技術を用いて電子的に発行される有価証券です。社債や不動産、物流施設などをテーマにした個人向けデジタル証券の発行が相次いでいます。SBI証券や野村証券、三井物産グループなど大手企業を中心に取り扱いが増えている傾向です。

【不動産クラウドファンディング】投資例:年利回り約5%(1口1万円~)

不動産会社などが運営するプラットフォームを通して、数多くの投資家から集めた資金を原資として物件を購入・運用・売却します。運用中の家賃収入や売却益を分配金として投資家に戻す仕組みです。上場企業から中小企業まで数多くの企業がプラットフォームを運営しています。

なお、案件を探す際は不動産クラウドファンディング比較サイトを活用すると便利です。

>>【無料小冊子】クラウドファンディングサービス大全


【あなたにオススメ】
大谷翔平の時給は約500万円!? 一般の日本人が稼ぐには何年かかる?
【2024年最新版】個人向け社債の利回りランキング|安定資産運用のすすめ
不動産クラウドファンディングのリスクやデメリットは?成功するためのポイントも解説