税金
2019.3.28

確定申告の納税方法が多様化!自分に合った方法で納税しよう

(画像=Peshkova / Shutterstock.com)
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毎年春の訪れとともにやってくるのが「確定申告」です。計算も面倒だし、税務署に行くのも敷居が高いと感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、そういった固定概念も昔の話で確定申告は驚くほど簡易化されています。国税庁が促進する、IT技術を駆使した簡単・便利な納税方法とはどんなものなのでしょうか?今回は、確定申告におけるさまざまな納税方法について確認していきます。

確定申告の納税方法が増えている

かつて確定申告といえば、税務署まで足を運び申告書をもらい自宅で電卓片手に計算し、源泉徴収票などの書類を確認しながら、手書きで作成するのが一般的でした。手間がかかることで、ついおっくうになり、気が付けば申告期限ギリギリというケースもあるかもしれません。そのようなケースを減らすべく、国税庁では誰もが簡単に申告や納税ができるシステムを開発しています。

そのシステムの名称は、e-Tax(国税電子申告・納税システム)です。Web上だけで確定申告書の作成と申告を行える画期的なシステムです。申告もe-Taxによるデータ送信と、出力した申告書を郵送で税務署に送付する方法から選ぶことができます。このシステムを利用すると、以下に紹介するようなさまざまな納税方法を選択することが可能になるのです。

パソコンやスマホで国税庁HPから納付書出力も

まず、申告書の作成はパソコンやスマホで簡単に行うことが可能です。国税庁のホームページにある「確定申告書等作成コーナー」のボタンをクリックし、画面の手順に従って入力していきます。ここで大事なポイントは、「所得・所得控除の入力フォーム」という項目の中で、「申告書の様式をイメージした入力画面で申告書を作成する」を選択することです。

そうすれば、これまで手書きで作成していた申告書と同じ画面が表示されますので、違和感なく作成することができるでしょう。Web上で作成する一番のメリットは、計算間違いの心配がないことです。書類からの転記入力に間違いがない限り、計算は自動で行われますので誰でも正確な申告書を作成することができます。

また、郵送申告の場合は切手を貼った返信用封筒を同封すれば、受領印を押した申告者用控えを送り返してくれるので安心です。

QRコードを利用したコンビニ納付

身近で便利なコンビニですが、ついに所得税の納付まで可能になりました。納付の手順を、ローソンの例で見てみましょう。まず、国税庁のホームページにアクセスし、「確定申告書等作成コーナー」(申告書とQRコードをあわせて作成する場合)または「コンビニ納付用QRコード作成開始」(QRコードのみを作成する場合)のボタンをクリックし、必要事項を入力してQRコード(PDFファイル)を作成します。

出力したQRコードをローソンに持参し、Loppi端末機にかざして納付に必要なレシートを出力します。あとは、レジにレシートを提出して納付し控えを受け取れば納付完了です。Loppi端末機のあるナチュラルローソン、ミニストップ、Famiポート端末機のあるファミリーマートでも同じ方法で納付ができます。ただし、納付できる金額は30万円以下に制限されており、クレジットカード、電子マネーで支払うことはできません。

ダイレクト納付を利用した予納も開始

最近では「ダイレクト納付」を利用した「予納」も開始になりました。「ダイレクト納付」とは、e-Taxで申告した納税額を、自身名義の預貯金口座から引き落としで納付する方法です。このシステムを利用している方が、納付する見込みの金額と納付日を、ダイレクト納付画面に登録しておけば、納付日に預貯金口座から振替により納付できます。これが「予納」と呼ばれる制度です。

以上見たように、多様な納税方法が用意されていることは、納税者にとって便利なだけでなく国税庁としても申告漏れを減らすことができるため、お互いにメリットがあります。あなたも自分にあった納税方法で便利に確定申告し、社会に貢献していきましょう。

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