持続可能な社会を実現するためには、世界中の人たちがそれぞれに地球環境を意識した暮らしを実行していく必要があります。高級車「ポルシェ」に乗るときもそれは同じです。「環境に配慮しながらポルシェに乗りたい」「地球への負担をなるべく軽減してポルシェに乗りたい」という人もいるのではないでしょうか。
そんなポルシェオーナーの願いをかなえる「Porsche Impact(ポルシェインパクト)」をポルシェジャパンが導入したとして話題を呼んでいます。
「Porsche Impact(ポルシェインパクト)」とは
2021年4月17日、ポルシェジャパンはポルシェインパクトを導入したことをプレスリリースで発表しました。ポルシェインパクトとは、オーナー自身が自分の乗るポルシェのCO2排出量を知るとともに排出するCO2を相殺するサポートプログラムに参加できる「個人で取り組めるカーボン・オフセット」のことです。
カーボン・オフセットのためのプログラムでは、海外の水力発電や風力発電など再生可能エネルギーへの取り組み支援、生物多様性を持続せるための生息地保護などが用意されています。オーナー自身が賛同したいプログラムに参加できるカーボン・オフセットへの取り組みは、国内の自動車業界では初の試みです。
今だから知っておきたい、カーボン・オフセットのこと
そもそもカーボン・オフセットとは一体何なのでしょうか。カーボン・オフセットとは、日常生活や経済活動の中で避けられない温室効果ガスの排出をできるだけ削減する努力を行いそれでも排出される温室効果ガスの排出量に見合った温室効果ガスの削減活動へ投資することで自分が排出した温室効果ガスと相殺することです。
・カーボン・オフセットのイメージ
ポルシェの購入が地球環境への貢献につながる
2018年時点で世界の二酸化炭素排出量は、約335億トンでした。気の遠くなるようなこの数字を大きく減らし地球環境への負担を軽減するためには一人ひとり生活の見直しを行う必要があるでしょう。日本は、小さな島国ながら二酸化炭素排出量は3.2%で世界5位です。他国よりも率先して温室効果ガスの排出量を軽減しなければならない立場にあります。
ハイブリット車や電気自動車、水素カーなど地球環境への負担を軽減する車が数多く販売されている傾向です。しかし「やはりポルシェに乗りたい」という人は、カーボン・オフセットで地球の未来に貢献できるポルシェオーナーを目指してはいかがでしょうか。
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