成果を出す人、出せない人との大きな違い
(画像=HAKINMHAN/Shutterstock.com)

(本記事は、後藤 勇人氏の著書『成果を出す人、出せない人との大きな違い その『1分』を変えなさい!』実業之日本社の中から一部を抜粋・編集しています)

夜の仕事を朝に回すと、効率が上がる

先述しましたが、私は特別な緊急案件を除いては、夜8時以降はまず仕事はしません。理由は、脳は朝起きてからの3時間以内が一番ポテンシャルが上がり、効率よく仕事ができることが脳科学的にも証明されていますし、夜は脳のポテンシャルが下がっているのがわかっているからです。

朝起きた時というのは、睡眠によって昨日の情報が一度遮断されているために、頭がクリアーな状態です。言い方を変えれば、何も情報がアップされていない状態です。

わかりやすくパソコンに例えてみます。

朝はパソコンで言うと、空き容量マックスで、サクサク仕事をしている状態です。それに比べて夜は、様々な情報がインプットされて空き容量が少ない上に、疲労でスペックが下がっていて、動作が重い状態で反応も悪いです。

さらに、その間に、メールや電話、それ以外の外部からの接触がどんどん来ている状態です。誰が考えてもどちらが効率がよいかはわかります。

夜は、昼間たくさんの情報が脳にインプットされて疲れていて、脳のポテンシャルが落ちているのです。このような状況下で仕事をしてもミスを連発したりして、よい仕事はできないと思います。

実は私は、この本を含めて10冊の本を書いていますが、そのほとんどが朝の時間を使って書いています。朝書く文章と夜書く文章では、明らかにクオリティーが違います。

仕事上の契約書や提案書を作る時にも、朝の時間を使って書くことがほとんどです。

もし、今あなたが夜型生活で夜に仕事をしているのであれば、試しに、一度夜早く寝て、早起きして仕事をしてみてください。

仕事のスピードとクオリティーが上がること請け合いです。

朝のゴールデンタイムの素晴らしさを実感できると思います。

成果を出す人、出せない人との大きな違い その『1分』を変えなさい!
後藤勇人(ゴトウハヤト)
朝1分の成功習慣トレーナー / ブランディングプロデューサー / 女性ビジネスブランディングの専門家 / 一般社団法人「日本女性ビジネスブランディング協会」代表理事 / 有限会社BKプロジェクト代表取締役社長 / BKグループCEO プロフィール:専門学校卒業後、24歳で独立し、ヘアサロンを開業。順風満帆のスタートを切ったが、まもなく社員の謀反や横領など数々の試練を経験。精神的に挫折する。その後、多くの成功者の姿から朝の大切さに気づき、朝の過ごし方を変えたところ、初の著書が出版され、32歳でヘアサロン・日焼けサロンなどグループ4店舗に拡大し、年収2000万円や1億円の自社ビル建設など、次々と夢を実現。現在は、有限会社BKプロジェクト、一般社団法人「日本女性ビジネスブランディング協会」の代表を務め、「夢を叶える朝の成功習慣ワーク」をはじめ、「最速夢実現」を可能にする独自ノウハウを教える各種のセミナーや講演を全国で行い、多くの人から支持されている。また、グレコで有名な世界一のギター会社「フジゲン」の創業者・横内祐一郎氏の総合プロデューサーを務め、その世界一マインド伝承者に就任。夢を実現させる救世主として、多くの伸び悩むビジネスパーソンから多大な注目を集めている。 また、元ミスワールド日本代表のビジネスブランディングサポートしたことをきっかけに女性のクライアントが殺到。女性ビジネスブランディングの専門家としても、クライアントが世界中から押し寄せる人気コンサルタントである。

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