首里城
(画像=rb-fact/stock.adobe.com)

2019年10月末、首里城の正殿を含む主要7棟が焼失するという痛ましい火災が起きました。原因は不明のまま、1年が経過。復旧のための工事は2022年からスタートする予定です。1992年に完了した9施設の復元工事にかかった費用は約73億円だったといいます。正殿を含む主要7棟を復元するための工事には莫大な費用が発生しそうです。

復旧費用は総額150億円の報道も

首里城の再建にかかる費用の概算はまだ出ていません。1992年に完了した復旧工事に70億円以上の費用を要したこと、当時よりも材料費や人件費が上がっていることから、すべてを元通りにするためには「150億円以上かかるのでは」と一部で報道されています。

県への寄付総額は50億円を超えた

首里城の復旧費用として、沖縄の自治体に続々と寄付金が届きました。これまで県に寄せられた寄付金の総額は50億円を超えており、寄付金は復旧のための木材の調達等に使用されるとのことです。

寄付は県や市に直接届いたもの以外にも、クラウドファンディングやふるさと納税を通しても行われており、県内外から広く寄付金が寄せられています。

復旧の費用については、首里城の所有権が国にあることから、国が負担することとなっています。

那覇市だけでも15億円

首里城復旧のための寄付金は、県だけでなく那覇市にも多く寄せられました。現・那覇市長の城間氏は、ホームページにて「県内はもとより全国各地、そして海外から寄せられた多くの皆様のご厚情に胸が熱くなるばかり」と感謝のコメントを発表。

寄付の総額は2020年11月27日時点で15億円をこえています。内訳は、募金箱や口座振り込みなど市へ直接寄付したものが6億2,053万3,352円、クラウドファンディングやふるさと納税によるものが9億4,226万9,103円でした。

市に寄せられた寄付金は、年内に沖縄県に託すことが決まっています。

首里城の正殿の再建工事は2026年完了予定 「見せる復興」で集客も

全国から集められた寄付金を一部利用して行われる再建工事は、2026年に完了する予定です。木材には国産のヒノキや琉球で使われていた伝統的な建材等が用いられます。

今回の復旧では、自動火災報知設備やスプリンクラーなどを設置して、防火対策が行われるとのことです。首里城は、「見せる復興」として新たな見学コースを設定し、復興のリアルを伝えていくことが決まっています。正殿はなくても、復旧までの道のりを直にみられるまたとない機会です。沖縄を訪れた際には、首里城に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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