結婚生活,年収は
(画像=Pixel-Shot/stock.adobe.com)

少子化問題が深刻化する日本、その背景には若年層の低収入が関与していると考えられます。結婚したいけれど、収入が問題で結婚できないという方も少なくないようです。夫婦が余裕のある生活をするために、一体どのくらいの収入が必要なのでしょうか。

目次

  1. 1人が2人になるだけで……最低ラインは400万円か
  2. 手取り400万円でも貯蓄は厳しいかも
    1. 夫の手取りが300万円、妻の手取りが100万円の場合(車なし)
    2. 夫の手取りが300万円、妻の手取りが100万円の場合(車あり)
  3. 夫婦ともに正社員で平均年収程度の収入がある場合
  4. ゆとりのある生活には共働きが前提
  5. 夫婦の年収でよくある質問
    1. Q.最低ラインはいくら?
    2. Q.平均年収はどれくらい?
    3. Q.ゆとりのある生活を送るには?

1人が2人になるだけで……最低ラインは400万円か

厚生労働省が2014年に興味深い調査を行っています。「平成26年度 結婚・家族形成に関する意識調査報告書」では、「結婚生活をスタートさせるにあたって必要だと思う夫婦の年収(税込み)はどのくらいか?」というアンケートに対してほとんどの人が400万円以上は必要と回答しています。さらに回答を平均すると、その額は「490.3万円」でした。

この額は税込みのため、手取はこれよりも少なくなります。

手取り400万円でも貯蓄は厳しいかも

世帯の年間の手取り額が400万円の夫婦の家計を考えてみましょう。手取り400万円の世帯が毎月使えるお金は約33万円です。

夫の手取りが300万円、妻の手取りが100万円の場合(車なし)

・家賃 10万円
・お小遣い 3万円×2
・水道光熱費 3万円
・生活用品 2万円
・通信費 2万円
・交際費 1万円×2
・食費 4万円
・生命保険・損害保険 3万円
合計 29万円×12ヵ月=348万円

月々の収入と支出の差は4万円なので、冠婚葬祭など突発的な支出がなければ4万円を貯蓄に回せます。

夫の手取りが300万円、妻の手取りが100万円の場合(車あり)

・家賃 10万円
・お小遣い 3万円×2
・水道光熱費 3万円
・生活用品 2万円
・通信費 2万円
・交際費 1万円×2
・食費 4万円
・生命保険・損害保険 4万円
・車の維持費(駐車場代・ガソリン代・ローンなど) 3万円
合計 33万円×12ヵ月=396万円

月々の収入と支出の差は0円なので、貯蓄はほぼ無理でしょう。

このように手取りが400万円の世帯では、夫婦2人で暮らす場合でもゆとりのある生活とはいえません。

あなたへのおすすめ

  • YANUSY FUNDING
    現在募集中の不動産クラウドファンディング一覧

    オンラインだけで不動産投資ができる新しい仕組みとして、投資案件数・事業者数ともに急増している不動産クラウドファンディング。
    こちらのページでは、現在募集中のファンド一覧をまとめています。
    ファンドのスクリーニング機能もあり、ご自身の運用方針に沿ったファンドを探すことができます。


夫婦ともに正社員で平均年収程度の収入がある場合

夫婦ともに正社員で、平均年収と同額の収入があるとします。2020年の平均年収は男性が539.7万円、女性が295.5万円(令和元年分 民間給与実態統計調査:国税庁)でした。あわせると、世帯収入は約835万円です。手取りにすると650万円程度、月々の収入は約54万円です。

支出のパターンが前述の例と同じ場合、車を所有していない夫婦の月々の余剰金は25万円です。車を所有している夫婦でも、21万円を貯蓄に回せます。

「もう少しいい暮らしをしたい」「趣味や友人との付き合いを充実させたい」と考えて生活費や交際費を増やしても、十分に貯蓄できるでしょう。

夫婦ともに正社員で平均収入があるなら、ゆとりのある生活を送れるのではないでしょうか。

ゆとりのある生活には共働きが前提

今回の計算では、ボーナスを月々の収入にならし、さらに突然の支出は加味していません。結婚すると、お互いの親戚の冠婚葬祭に入学・卒業祝い、両親や祖父母の誕生日、母の日、父の日など支出の機会が増えるため、支出額はこの試算よりも多くなる可能性が高いです。

ゆとりのある結婚生活を実現させるためには、夫婦共働きでそれぞれに平均年収程度の収入が必要そうです。

夫婦の年収でよくある質問

Q.最低ラインはいくら?

A.厚生労働省が行ったアンケートの回答は「490.3万円」でした。

Q.平均年収はどれくらい?

A.平均世帯年収は「約835万円」で、手取りにすると650万円程です。

Q.ゆとりのある生活を送るには?

A.冠婚葬祭やお祝いごとの支出を加味すると、最低でも夫婦共働きで平均年収程度の収入が必要になります。

>>【無料小冊子】不動産投資ローンマニュアル - 仕組みから審査攻略法までを解説

>>【無料小冊子】40の金融機関と接する融資のプロがコロナ禍でも融資を引き出せる方法を解説

【あなたにオススメ】
アメリカでは15万円!? 日本では無料が当たり前、世界の救急車事情
憧れのホテル暮らし。ハイクラスホテルに1年間住んだ場合の費用を徹底比較
【成功者の法則】コップの水は飲んではいけない。お金を自分のために働かせる方法を常に考える
確定申告期限までに出しておきたい「開業届」と「青色申告承認申請書」とは
大阪駅北側の大規模再開発が始動! うめきた2期地区2024年夏一部開業へ