T's Fundingより新着ファンド情報、『T's Funding T-26号ファンド』の登場です。
新築区分マンションのインカム型ファンドでありながら劣後出資比率58.9%という非常に高い投資家保護姿勢に加えて、運営企業の財務の健全性の高さ、ファンドの収支シミュレーション詳細を開示する高い透明性が特長。
ファンドで運用する不動産は2020年2月に新築されたデザイナーズマンション「ウイングシャトー寄宮ブルーム」の一室です。小学校隣接という立地ですので、3LDKファミリータイプの引き合いは強そうですね。
劣後出資比率58.9%というのは不動産クラウドファンディングサービスの中でも極めて高い水準で、もしファンドにおいて58.9%の損失が生じても、投資家の元本が保護されるという安全設計のファンドです。
安全性を考慮すると、想定利回り4.4%という条件は、リスクとリターンのバランスが良いのではないでしょうか?
首都圏の物件を中心に投資している投資家にとっては、沖縄エリアへの分散投資も可能になるファンドです♪
目次
ファンド概要
T's Funding (T-26号ファンド)
ファンド募集概要 | T's Funding (T-26号ファンド) |
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募集開始日時 | 10月4日(金) 9:00 〜 |
応募方式 | 抽選式 |
予定分配率(年利) | 4.4% |
最低出資口数 | 1口 10万円~ |
運用期間 | 3ヶ月 |
おすすめポイント
沖縄の新築デザイナーズマンションに投資が可能
ヨーロピアンデザインを採用し、専門の建築デザイナーの参画のもと開発している「ウィングシャトー」は沖縄で既に900戸を供給した実績があり、今回のファンドは2020年10月に新築された「ウイングシャトー寄宮ブルーム」の1室に投資可能です。
不動産クラウドファンディングで投資可能な新築区分マンションは首都圏が中心になっていますが、不動産投資において重要なエリア分散が可能な点は魅力のひとつとなるでしょう。
万一ファンドで損失が生じても、58.9%までの損失なら事業者が全てカバー
不動産クラウドファンディングでは、「優先劣後構造」を取ることで、損失を劣後出資者(ファンド提供事業者)がまず負担し、投資家の元本を守る仕組みが存在します。
本ファンドでは出資総額の58.9%が劣後出資によりカバーされていますので、対象不動産の賃貸収入、売却額が想定より58.9%悪化しても、投資家の元本が守られる仕組みとなっています。
既に完成し、安定運用されている不動産の価値が短期間で50%以上下落してしまい、投資家の元本が棄損するケースは、極めて限定的なケースと考えられるでしょう。
ファンドの収支がガラス張りで、不動産クラファン初心者に最適
T's Fundingの特徴として案件収支がガラス張りで提供されているため、投資家にとって非常にわかりやすいファンドとなっています。
今回のファンドの収支を見ていただくと、賃貸人から得られる賃料だけではなく、必要な経費と想定利益が明確に開示されています。
サイトを確認いただくと、残った利益をどのように投資家と事業者で分配するかまで全て開示されており、投資家にとっては納得感が得られるだけの情報が確認できると思います。
ちなみに本ファンドの収支を良く見ると、運用後の利益分配が、劣後出資出資者の方が少ないという計画となっています。
本来は、損失リスクを優先的に負担する劣後出資者は利益分配を手厚く受けるという考えが一般的ですが、本ファンドでは、投資家への配当利回りを確保するため、劣後出資者は配当分配が小さくする設計となっていると想定されます。
投資家にとっては有利な設計となっていると言えそうです。
ファンドの組成頻度が高く、今回外れても、次がある!
T's Fundingでは、2023年度以降月1回以上のファンドを継続的に組成されており、かつ、資産価値の下落リスクの小さい、築浅で交通利便性の高い物件が中心になっています。
これまでのファンドでは、利回り4.4%~10%とインカム型としてはかなり高めの配当利回りが設定されている上、劣後出資比率も30%~50%弱と極めて高く、投資家保護重視の姿勢は一貫しています。
数多くある不動産クラウドファンディングの中でも、リスクとリターンのバランスが非常に良い、条件の良いファンドが提供されていますので、今後のファンドにも期待できるのではないでしょうか。
YANUSYではT's Fundingに関する紹介記事も掲載していますので、サービスの特徴を知りたい方はご覧ください。
留意点
出資金の元本割れリスクはゼロではない
これは不動産クラウドファンディングに共通するデメリットですが、不動産特有のリスクとして天災による被害、周辺環境の変化に伴う不動産価値の著しい低下などによって、出資金が元本割れを起こすリスクが存在します。
また、事業者が万が一倒産した場合には、ファンドの出資金ついてもその影響を受けてしまいますので、運営事業者の財務状況や経営状況を確認する必要があります。
なお、不動産会社の経営が厳しくなると、不動産事業の特性上、手元資金の枯渇が大きな問題となってきます。
そのような状況でファンドを組成しようとしても、高い劣後出資比率を確保することは簡単ではありませんので、T's Fundingが高い劣後出資資金を確保し続けている、ということ自体が企業の財務面の強さを表すバロメーターのひとつと見ることができるでしょう。
株式や預金とは異なり、好きなタイミングでは換金できない
これも不特法型クラファンとしては一般的な特徴ですが、特定の事情がない限り、途中で解約、換金ができない仕組みとなっています。
本ファンドは3か月の短期運用となっていますが、短期的に必要な資金は手元に確保した上で、投資を行って下さい。
運営会社
タマキホーム株式会社
T's Funding | 運営企業概要 |
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会社名 | タマキホーム株式会社 |
所在地 | 〒900-0025 沖縄県那覇市壺川一丁目12番地8 |
代表者 | 代表取締役社長 玉城 公之 |
編集部まとめ・コメント
多様な不動産クラウドファンディングサービスが登場してきていますが、T's Fundingは、安定性を重視し、商品設計にもはっきりとその姿勢が感じられる、かなり特徴のあるファンドです。
リスク抑制を重視した商品設計とはいえ、元本保証がない投資商品ではありますので、万が一の災害発生等による元本棄損リスクについても理解の上で投資検討をお願いします。
なお、YANUSYでは、T's Fundingを含めた不動産クラウドファンディングの情報を多数調査、掲載していますので、新着ファンド情報の把握や、他サービスとの比較検討にもご活用下さい。
※本サイトは不動産投資、クラウドファンディング等に関する情報共有を目的としており、投資勧誘や助言を行う物ではありません。
※元本保証のない投資商品への投資に際しては、元本割れリスク確認した上で投資をご検討下さい。