超富裕層,VIP,サービス
(画像=denisismagilov/stock.adobe.com)

一生かかっても使いきれないほどの資産を持つ「超富裕層(世帯の純金融資産保有額5億円以上)」と呼ばれる人たちは、一般的に受けられないサービスを日ごろから利用している人もいます。まるで漫画か映画のような話に思えてしまうかもしれませんがすべて現実に起こっていることです。本記事では、超富裕層の日常生活の一端をのぞいてみましょう。

健康管理にお金は惜しまない。超富裕層向け人間ドッグが人気

庶民感覚の場合、健康ドッグの3万円でさえ「高い」と感じてしまうかもしれません。しかし超富裕層は、入会金に数百万円を必要とするスペシャルな人間ドッグを利用しています。例えばエグゼクティブ向けにがん検診を中心としたサービスを提供しているクリニック「グランドハイメディック倶楽部」では、会員資格15年で入会金が330万円、月会費が5万600円(いずれも税込)といった価格です。

これだけの金額を支払っていても検診受診権は、年1回。4名の追加受診ができるものの、それでも高額なことに変わりはありません。

せっかく飲むのならコーヒーにだってこだわりたい

銀座の1等地にある超高級商業施設「GINZA SIX」には「1杯で万を超える」コーヒーを提供するお店あります。訪れるのは、もちろんエグゼクティブばかり。それが「GRAND CRU CAFÉ GINZA」です。ここでコーヒーを飲むときは、まず100グラムの豆入りのボトルを購入します。このボトルの価格は、1本1万1,000~11万円(いずれも税込)というのだから驚きです。

ちなみに豆100グラムはコーヒー約6杯分に相当します。一人で訪れて豆を使いきれなかったときは、2週間以内ならボトル内の豆をキープが可能です。買い物の後に特別なコーヒーをたしなむ……これぞエグゼクティブといったところでしょうか。

超富裕層だけが入れるVIPルームのうわさは本当だった!

デパートには超VIPだけが入れる部屋があるらしい……まことしやかにささやかれてきたうわさも本当です。富裕層は、一般のように百貨店内を歩いて商品を物色することはありません。特別に用意された部屋でバイヤーが持ってきてくれた商品を選ぶスタイルで買い物を楽しみます。例えば栃木県宇都宮市にある東武宇都宮百貨店では、VIP会員のみが入れる「ロイヤルサロン」を設置。

ロイヤルサロンでは、特別商材・期間限定商品を案内してもらえるほかVIP会員だけが利用できるラウンジも用意されています。「お金持ちだけが立ち入れる場所」は、身近な百貨店にもあるのです。

エグゼクティブ向けのサービスは過熱の一途

年々富裕層が増えている日本。国内企業は、「いかにして富裕層を取り込むのか」についてあらゆる分野でしのぎを削る戦いを繰り広げています。富裕層向けのスペシャルなサービスは、今後過熱の一途をたどりそうです。

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