10万円から投資ができる!おすすめの少額投資7選
(画像=shumytskaya/stock.adobe.com)
本間貴志
本間貴志
住宅/不動産ライター。WEBライティング実務士(CPAJ)。ビジネス書の編集会社、アスラン編集スタジオ勤務を経て2016年に独立。自身で賃貸経営、住宅購入の経験あり。税金をテーマにした記事の実績も多数あります。

元手10万円で投資ができる7つの方法とそのポイントを紹介します。あなたが気になるのはどの投資方法でしょうか。

目次

  1. 10万円の少額投資には2つの方向性がある
  2. 10万円から投資ができる!おすすめの少額投資7選
  3. なぜ今、不動産クラウドファンディングが人気?

10万円の少額投資には2つの方向性がある

ひとくちに10万円で少額投資をするといっても大きく2つの方向性があります。1つ目は、元手が少ないのでハイリスクで大きく増やすことを狙う方向性です。投資方法としては、FXや暗号通貨(仮想通貨)、新興企業の株式投資などがあります。2つ目は、少額投資といっても大切なお金なので手堅く運用する方向性です。

もちろん手堅く運用といっても元本が保証されている銀行預金ではなく投資となるため、損失を被る可能性はありますが、そのリスクは限られます。

10万円から投資ができる!おすすめの少額投資7選

ここでは、手堅く運用できる少額投資を7つ紹介します。

1.個人向け日本国債

個人向け国債は、日本が破たんしない限り元本と約束された利回りが還元されます。2023年4月時点における一般的な金融機関の普通預金の金利は年0.001%、個人向け国債の年利は0.05~0.30 %(満期期間などで異なる)です。つまり普通預金の50~300倍の年利を得ることができます。

個人向け国債は、毎月発行されていて1万円という少額から購入できるのが特徴です。多くの銀行や証券会社で取り扱っています。

国債について詳しくは財務省の公式サイトをご確認ください。

2.株式投資(歴史のある安定企業限定)

株式投資は、企業の倒産や株価急落などのリスクがありますが、歴史のある安定企業に長期投資をすれば手堅い運用が期待できます。例えば以下のような企業は、10万円以下で投資でき安定した収益が見込めるでしょう。

銘柄<証券コード>株価投資金額
株式会社ニッスイ<1332>585円5万8,500円
東レ株式会社<3402>752.1円7万5,210円
旭化成株式会社<3407>948.7円9万4,870円
日産自動車<7201>500.2円5万20円
※株価、投資金額は2023年4月20日終値時点

3.ミニ株(単元未満株)投資

株式投資は、基本的に1単元100株単位で売買しますが、ミニ株投資(単元未満株)なら1株単位で購入が可能です。例えば100株で5万円の株式銘柄であれば1株500円、2株1,000円……といった具合に小分けで購入できます。ミニ株でたくさんの銘柄を購入すれば、そのうち1社が破たんや急落してもリスクを分散できるため、影響は限定的です。

なおSBI証券や楽天証券、マネックス証券などの主要ネット証券は、すべてミニ株投資の利用ができます。

4.投資信託

投資信託は、銘柄によってリスクが変わるのが大きな特徴です。例えば「全世界を投資対象にしている」「純資産総額が大きい」といった銘柄は、手堅い運用が期待できます。

もし銘柄選びで迷ったときは、つみたてNISAの対象商品をチェックするとよいでしょう。金融庁が長期投資に向いた推奨銘柄を厳選しています。

つみたてNISAの対象商品について詳しくは、金融庁の公式サイトをご確認ください。

5.ETF(上場投資信託)

ETFとは、Exchange Traded Fundsの略で東証株価指数や債券、商品などの指数と連動する運用を目指す投資商品です。証券市場に上場している投資信託のため、株式と同様に証券口座で売買できます。マーケットの動きと連動して上がり下がりはありますが、分散投資されているためリスクは限定的です。

6.REIT(不動産投資信託)

REIT(リート)は、たくさん投資家から集めた資金を不動産に投資して、そこで得た賃料収入と売却益を投資家に還元する投資商品です。2023年3月時点におけるJ-REITの銘柄は60ありますが、その一部は1口あたり10万円以下で購入ができます。各テーマや投資先を見比べて、手堅く運用できると感じる銘柄を絞り込んでみましょう。

ETFや株式と同様、証券市場に上場しているため、証券口座で売買できます。

7.不動産クラウドファンディング

不動産クラウドファンディングの仕組み自体はREITと似ています。しかし証券市場に上場しているわけではないため、証券口座で売買はできません。不動産クラウドファンディングを運営する各企業のプラットフォームを窓口にして登録することでファンドへの応募や購入が可能です。

なお運営会社は、新興企業から大企業まで多岐にわたります。そのためできるだけ不動産業界での実績や歴史のある企業、上場企業などが運営しているプラットフォームを選ぶことでリスクを抑えることが期待できます。

なぜ今、不動産クラウドファンディングが人気?

募集開始からわずか数分で上限金額に達するファンドがあるなど、不動産投資クラウドファンディングの注目度は高い傾向です。なかには、抽選方式のファンドもありますが「応募人数が多すぎて当たらない」との声も聞かれます。不動産クラウドファンディングが人気の理由は、「大半が5%以上の利回り」「1口1万円からの小口から投資ができる手軽さ」などです。

たくさんある不動産クラウドファンディングを一つ一つチェックするのは、大変手間がかかります。しかし不動産クラウドファンディングの比較サイト「YANUSY Funding」を利用すれば、複数のプラットフォームで募集中のファンドを一覧でチェックできるため、効率的です。忙しい人は、一度YANUSY Fundingを活用してみてはいかがでしょうか。

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