土地活用でデザイナーズマンション経営を選ぶ理由とは。おすすめの建築会社も紹介

こだわりの内装やデザインが人気のデザイナーズマンションは、通常のマンションより希少性が高く、家賃を高く設定できるため、土地活用でもおすすめの方法です。

そして、デザイナーズマンションは通常のマンションと構造が違うため、建築が得意な会社が存在します。各社に得意分野があるので、自分の土地に合った会社を見つけるのが成功の近道です。

今回は、土地活用にデザイナーズマンションが選ばれる理由と、得意な会社3選について紹介していきます。デザイナーズマンションの魅力を理解して、土地活用に役立てましょう。

目次

  1. 土地活用にデザイナーズマンションが選ばれる理由とは
    1. 入居者が決まりやすい
    2. 空室が出にくい 
    3. ランニングコストが抑えられる
    4. 賃料を高く設定できる
    5. 希少性が高い
  2. デザイナーズマンションが得意な会社3選
    1. 株式会社サンケイビル
    2. 株式会社プロパスト
    3. 株式会社LeTech

土地活用にデザイナーズマンションが選ばれる理由とは

デザイナーズマンションには、オーナーと入居者ともにメリットがあります。そのため多くの人から、土地活用にデザイナーズマンションが選ばれています。

ここでは、土地活用にデザイナーズマンションが選ばれている理由について紹介します。

入居者が決まりやすい

デザイナーズマンションは、お洒落な空間を楽しめるため、人気が高い物件です。
また、個性的な空間を提供できることが多く、周辺のマンションと差別化ができます。

デザイナーズマンションに住みたいと思っている入居希望者は多く物件が不足気味です。
そのため、もし空室になってもすぐに入居者が決まるため、安定した家賃収入が見込めます。

空室が出にくい 

一般的に、デザイナーズマンションは入居率が高く、空室が出にくい物件とされています。

デザイナーズマンションの入居者は、その空間を気に入って住んでいる割合が高く、物件の替えがきかないためです。

空室が出にくいということは、家賃収入が途切れにくいので、マンション経営が成功しやすいといえます。

ランニングコストが抑えられる

マンション経営で意外とお金がかかるのが、原状回復です。
原状回復とは、退去が発生した後、次の入居者が気持ちよく住んでもらうために、部屋内を綺麗にすることです。壁紙や水周りを新しくする工事をともなうケースもあります。

デザイナーズマンションの場合、内装がコンクリート打ちっぱなしのことも多く、クロスの張り替えがありません。その分費用を削減できます。

また空間を広くするために、作りがシンプルなことも多いので、修繕費が削減できる場合もあります。

賃料を高く設定できる

入居者にとってデザイナーズマンションの最大のメリットは、個性的なデザインです。
室内の壁の打ちっぱなしや、照明などの設備まで、さまざまな所が配慮されています。そのため、デザインにこだわりがある人にとって、大きなメリットになります。

またデザイナーズマンションに興味がある人は、生活に余裕がある高所得者が多いです。そのため、家賃が多少高くてもデザインを気に入ってもらえれば入居してもらえます。

家賃を相場より少し高く設定できることで、「とりあえず、ここでいいや」といった入居者が少なくなります。十分検討したうえで入居を決めているため、空室率の低下にもつながっています。

希少性が高い

デザイナーズマンションは、デザイナーがその物件専用にデザインを考えます。間取りや外装に加え、備え付けのクローゼットや、お風呂、キッチンにもこだわっているものがほとんどです。

そのため、希少性が高く競合する物件が少ないです。また、そのような物件は不動産会社の目にも止まりやすく、入居希望者に紹介されやすくなっています。
デザイナーズマンション専門で紹介している不動産会社があるほどです。

一般的な価格帯の賃貸不動産では、差別化のポイントが、防犯や立地、利用できる設備などになってしまうため、限界があります。それと比べてデザイン性は、真似することができないため、大きなアドバンテージになります。

他人と同じ場所に住みたくない人にとって、希少性は大きな付加価値になります。

また、デザイナーズマンションは、賃貸時だけではなく、売却時にも有利です。
売却時にも希少性が評価されることで、他の不動産価格に左右されず、高値での売却が可能になります。

保有時にも売却時にも、デザインが不動産の価値を高めてくれるのです。

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デザイナーズマンションが得意な会社3選

土地活用でデザイナーズマンション経営を選ぶ理由とは。おすすめの建築会社も紹介

デザイナーズマンションは、通常の不動産と違い、個性的な建物を建築する必要があります。そのため、デザイナーズマンションを建築するには、一般的な建築会社とは違ったスキルが必要です。

ここでは、デザイナーズマンションの建築を得意とする会社を紹介します。

株式会社サンケイビル

株式会社サンケイビルは、フジサンケイグループの不動産会社です。東京サンケイビルや、ダイバーシティ東京などを建設しています。

賃貸レジデンスでは、「ルフォンプログレ」というデザイナーズマンションを展開しています。
共働きで子どもを意識的に作らない、持たない夫婦(DINKS)やシングル層をターゲットにしています。

ルフォンプログレは、都心や関西圏の利便性の高いエリアに限定して開発を行っています。洗練された外観デザインや共有スペースを備え、アートに親しむ空間など、個性的なスペースを提供しているのが特徴です。

このような特徴を受け、個人投資家向けの不動産商品を開発しており、2021年8月時点で、27棟1,821戸の賃貸マンションを開発しています。

株式会社プロパスト

株式会社プロパストは、総合不動産デベロッパーで、東証スタンダードに上場している企業です。筆頭株主は投資用不動産販売を行うシノケングループです。

デザイン性の高いマンション開発で知られ、2007年版売主別中古マンション騰落率ランキングでは1位に輝きました。

賃貸開発事業では、「グランジット」シリーズや「コンポジット」シリーズが看板商品で
首都圏エリアを中心に、最寄駅から徒歩10分圏内のマンション用地を開発しています。施工した物件は一時的に自社で保有し、その後個人投資家に売却する形を取っています。

小規模(20戸以下)で中低層の物件を、デザイン性を活かして、ローコスト&ハイセンスに建築しているのが特徴です。小規模かつ中低層に特化することで、物件取得以降の外部環境の変化や、建築費用の上昇の影響を小さくしています。  

株式会社LeTech

株式会社LeTechは2000年に設立された比較的新しい不動産デベロッパーで、東証グロースに上場しています。旧商号は株式会社リーガル不動産で、2021年に株式会社LeTechに変更しました。

不動産デベロッパーの知見を活かし、不動産オーナーのお悩み相談や解決を行っています。そこで集められた情報をもとに不動産開発を行っているため、現場のニーズに応えた高付加価値の物件が開発できます。

富裕層の相続対策ニーズに対応した賃貸住宅「LEGALAND」シリーズや、民泊用新築マンション「LEGALIE」シリーズなどがあります。

LEGALANDでは、低層、コンパクトで管理しやすい賃貸を提供しており、スタイリッシュな設計や好立地が特徴で、グッドデザイン賞を受賞した物件も複数あり、高い稼働率を誇っています。

また、RC造のデザイナーズ一棟マンションとしてはリーズナブルな価格提供で、2022年5月時点で東京エリアに合計79棟、大阪エリアに6棟と建築棟数を順調に伸ばしています。

土地活用でデザイナーズマンション経営を選ぶ理由とは。おすすめの建築会社も紹介
※画像提供元:株式会社LeTech

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