シカゴ・ブルズ、ワシントン・ウィザーズでプレーし、その実績から「バスケットの神様」と評される元NBAプレーヤー、マイケル・ジョーダン氏(57)。2003年40歳で引退し、現在はNBAチーム、シャーロット・ホーネッツの筆頭オーナーを務め、不動産やスポーツ業界、eスポーツへの投資も行っており「世界で最も裕福な元スポーツ選手」と言われています。そんなスーパースターであるジョーダン氏のアイテムは、オークションに出品されるたび高値で取引されてきました。1985年のプロデビュー当時に履いていたシューズは56万ドル(約6,000万円)と歴史的な高値で落札されています。しかし、不動産に関しては例外でした。2012年にジョーダン氏の豪邸が2,900万ドル(約31億円)でオークションに出品され、2019年に約半額1,485万5,000ドル(約16億円)まで値下げされましたが、未だに売れていません。なぜでしょうか。
ジョーダン流にカスタマイズされた超豪邸
【物件概要】
敷地面積:約28,300㎡(約8,560坪)
建物面積:約5,200㎡(約1,572坪)
種別 :戸建(2階建)
築年 :1995年
間取り :リビング、ダイニング、ファミリールーム、ベッドルーム×9、バスルーム×19
図書室、書斎、シガールーム(喫煙室)、バスケットコート、トレーニングルーム等
ジョーダン氏の豪邸は、アメリカ三大都市のひとつイリノイ州シカゴのミシガン湖沿い高級住宅街、ハイランドパークにあります。シカゴ・ブルズの練習場や本拠地であるユナイテッド・センターが近いことから、このエリアを選んだようです。
他にもテニスコートやパッティンググリーン、ポーカーゲームができるカードテーブル、ワインセラー、映画観賞用のライブラリースペースも完備されています。
この物件を売りたいエージェントは、購入者への特典として、エア・ジョーダン全モデルをジャストサイズでプレゼントする大胆な企画を打ち出しましたが、それでも売れませんでした。現在まで約8年間、ジョーダンは管理人を雇い、豪邸を常にキレイな状態で保っています。そして毎年10万ドル(約1,080万円)の固定資産税を払い続けているのです!
ジョーダン邸が売れない理由
ジョーダン邸が売れない理由として、
・値付けが高すぎる
・ジョーダン流にカスタマイズされすぎている
・ミシガン湖沿いのもう数マイル離れたエリアはより静かで、セレブたちが買い求める同価格帯の豪邸が多い
などが挙げられます。
著名人が所有していた物件=付加価値が高まるという訳ではなく、相場価格からかけ離れた価格では買い手がつかないということですね。2019年10月時点、当初の約半額1,485万5,000ドル(約16億円)まで値下げされています。実はこの金額、一桁ずつ足していくとジョーダンの背番号「23」になります。こんなところにもジョーダンのこだわりが…!
下記動画にて詳しい内容をご覧いただけます。
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